陶氏診療院

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健康長寿の影響要素
カテゴリー 生活の知恵
2009年ノーベル生理学・医学賞受賞者エリザベス・H・ブラックバーンは、アメリカ合衆国の生物学者(オーストラリアの国籍も持つ)。テトラヒメナからテロメア配列を同定し、テロメアを伸長する酵素・テロメラーゼを発見した業績で健康長寿の研究で知られています。

エリザベス氏の研究で、人は100歳まで健康で生きるため、その影響要素は50%心理(メンタル)、25%は合理な飲食、25%はその他(運動も含む)でした。

中国医学用語「病由心生」*(病は気から)、気と感情により、直接五臓六腑の健康に影響します。怒ったら、肝臓に良くない、悲しくなると、肺に良くない、考えすぎると、脾に良くない、怖すぎると腎に良くない、喜びすぎると心に良くないです。心理学の研究で、怒った人のホルモンで、ネズミを致死できます。

西洋医学でも、癌、動脈硬化、高血圧、消化器潰瘍、生理不順などの人類の病気は、60-90%は心理社会的のストレスと関係します。別名で心身症です。

人は楽しい時、脳からドーパミンなどの「善玉ホルモン」を分泌して、人々にリラックスし、心身バランスが整えます。

どうすれば、「善玉ホルモン」が増え、ストレスホルモンが減ることができますか?

研究により、人生の目標設定が第一です。考える脳は新陳代謝を促進し、老化を防ぎます。次は人を助けることをすることです。他人に精神的に支援することで、やっている人の死亡率は30%減少です。同時に憂鬱にも予防と治療効果があります。三つ目は家庭円満です。アメリカの心理学の先生の20年間研究で、寿命の決定的な要素、一番は人間関係です。第四は友情を奉仕することで、友情を収穫します。常に笑顔や賛美、尊敬、謙譲、寛容、抱擁、同情、傾聴、許すなどの行動で、自分も気持ちが良くなるでしょう。

*帝(黄帝)曰:善。余知百病生于気也。怒則気上,喜則気緩,悲則気消,恐則気下,寒則気收,炅則気泄,惊則気乱,労則気耗,思則気结。九気不同,何病之生?(《黄帝内经》)
2022-08-25