陶氏診療院

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ノーベル生理・医学賞に輝いた中国医学理論の魅力
カテゴリー 講演会
12月5日、札幌ライラックロータリークラブ例会にて「ノーベル生理・医学賞に輝いた中国医学理論の魅力」というテーマで卓話をさせていただきました。

会員の皆さまは中年層が多く、健康への関心が高いため、講話中も大変良い反応をいただきました。中国医学におけるオートファジー理論である「過午不食」、体内時計の概念である「子午流注」、過食と肥満の関係を“脂肪(しぼう)がたまると死亡(しぼう)につながる”と表現した話、朝食前の排便が腸の健康を示すことから“腸が健康=超健康”という言葉遊びなど、どれもよく理解され、楽しく受け止めていただけたようです。

さらに、参加者の半数が朝食前に排便できているということで、まさに「腸健康」であり、健康相談の窓口ができたことを喜んでおられました。中国医学理論の先見性・先端性に、皆さまは驚きつつも大変興味を持って聴いてくださいました。

今年は、8月の新札幌ロータリークラブ例会に続き、2回目の卓話となりました。来年4月には、ロータリーの「インターシティーミーティング(Intercity Meeting/IM)」にて、森田会長(医師)がアンチエイジングについて講演される予定で、私は東洋医学の立場からコメンテーターとして登壇する予定です。中国医学の予防医学理論と西洋医学のアンチエイジングは、アプローチは違っても結果に通じる“異曲同工”の関係にあります。その場で再び皆さまとお会いでき、話題もさらに広がることと思います。

ロータリークラブの奨学生として、少しでも社会に貢献できることを嬉しく感じています。
2025-12-06