陶氏診療院

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朗報:透析中の患者さんの症例紹介
東京在住の透析中の患者さんが、陶氏診療院に通って来られています。糖尿病の罹患歴は20年。12年前には心筋梗塞を発症し、心疾患と診断されました。また、7年前には腰痛に対する手術も受けています。

昨年1月より腎臓透析を開始し、同年3月から当院での施療を開始しました。それ以来、数か月に一度のペースで東京から札幌に通院し、今年6月の来院時には7回目の施術を受けられました。

現在も週3回の透析を継続していますが、血液検査の数値は安定しており、病院からは「良好な状態が維持されている」と報告されています。患者さんご本人も、以前より元気な様子を取り戻しています。

これまでの生活習慣に問題があったことを自覚され、健康への意識が高まり、少しずつ生活を改善できるようになってきました。

透析はあくまでも対症療法であり、それによって時間を稼ぎながら、本来の健康な状態に戻すことが目指されます。生活習慣は自らが作るものです。良い習慣を続けることで、体も自然に良い方向へと変わっていきます。透析を受けているからといって、諦める必要はありません。これからも健康づくりを実践していくことで、やがて本来の健康を取り戻し、病気も自然と遠ざかっていくでしょう。

東京からの日帰り通院は確かに大変ですが、それでも健康を実感できる結果がともなえば、ご本人の自信や努力もさらに続いていくはずです。社会への貢献も、自身の健康づくりから始まります。それが最も確かな方法なのです。
2025-07-13