陶氏診療院

アクセスカウンター


過去ブログはこちらから
4
息子、診療院で初デビュー
7月5日(土)、この日は診療予約が一杯でした。勤務予定だったスタッフの須藤さんが私用のため不在となり、急きょ息子に診療院の受付業務を手伝ってもらうことになりました。制服に袖を通し、いよいよ診療院での“初デビュー”です。

忙しい一日で、あまり細かい説明をする時間もありませんでしたが、息子は淡々と仕事をこなし、来院された方々との会話も自然にこなしていました。

90代のご夫婦の患者さんは、普段から息子の話を私から聞いていたこともあり、実際に姿を見た瞬間、拍手喝采で迎えてくださいました。息子の登場は後継者の存在として皆さんに安心感を与え、私自身もとても嬉しく感じました。

私が目指してきた医療とは、中国医学における「治人」(人を治す)です。西洋医学の「治病」(病を治す)はあくまで手段であり、最終的には「人を治す」ことにたどり着きます。

この日、通算300回目の施療を受けられたご夫婦が来院されました。ご主人(50代)は先日、受験関連の講演をオンラインで行い、1時間で三桁という高額な報酬を得たとのこと。講演の準備は大変だったそうですが、その成果として生徒数も増え、大変意義深い仕事となったようです。そのようなハードな仕事を支えるためにも、診療院での定期的な健康サポートが欠かせないと話されていました。健康意識の高い若いご夫婦、そして90代のご夫婦、どちらも本当に尊敬に値します。

平和な時代において、健康は何よりの財産です。

今週からは、私の両親も札幌に滞在しています。診療院では90歳の患者さんと一緒に卓球をし、次回も再試合の約束を交わしました。また、若いご夫婦の息子さんとも卓球で遊び、和やかな空気に包まれた診療院の様子は、今後の「健康づくりのモデル」として広がっていくことでしょう。
2025-07-06