道内の漢方アロマ療養師育成校の卒業生たちは、なかなか集まる機会が少ない中、7月10日、久しぶりに診療院にて交流会を行いました。士別・岩見沢・札幌から4名の生徒さんが集まり、まず私の両親91歳の父と88歳の母の施療を行い、その後はお互いに施術し合いながら、技術の確認とフィードバックを行いました。

最後には、私の背中を使って、施術のポイントや注意点についての実技指導も行い、卒業時よりもさらに腕を上げていることが感じられました。

日頃から家族や周囲の方々へのカッサ練習を積んでいることもあり、それぞれが実体験に基づいた理解と工夫をしていて、生徒さんたちの確かな成長を実感しました。

夏の時期に行うカッサは、最高の養生法の一つです。多くの方に施術を行うことで、施術者としての経験やスキルが磨かれ、自信ややる気にもつながります。

私自身も、4人の生徒さんに施術してもらい、体がスッキリし、元気が戻ってきました。カッサは、施術する側もされる側も元気になる療法です。家庭の中でも、友人同士でも、これからもっと広がっていくことでしょう。

たくさんの質問もありましたが、練習に夢中になっていたら、あっという間に3時間以上が過ぎていました。今後の疑問や相談は、引き続きLINEなどでやりとりすることにし、皆さんの今後の精進を楽しみにしています。