陶氏診療院

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歯と姿勢と呼吸
カテゴリー 生活の知恵
歯の役割は食事のためと思っています。では、食事以外、歯がどの状態になっている?睡眠時、いかがですか?普段考えていないことが、 北海道元気まつり2013、医療セミナーでいろいろな先生から教えていただきました。

歯と歯のぶつかる時は、食事する時です。それ以外の時間が、上と下の歯が絶妙の距離(離れてない、ぶつかっていない)を持って、接触していないです。その姿勢で寝れば、身体もリラックスして、修復が出来るでしょう。

歯と歯の距離を、理想に保つのは、姿勢が大事です。普段立っている時、頚椎を適度の湾曲で頭の位置をコントロールしています。その頚椎の湾曲が真っ直ぐしたり、廻りすぎたりすると、姿勢が悪いと言われ、悪い姿勢時の歯の位置関係がどうなっていますか。

頭を後ろに倒すと、頚椎の湾曲が大きくなり、上の歯と下の歯が離れている、反対に、頭が下向きすると、上の歯と下の歯がぶつかっています。歯ぎしりの原因と言われます。その姿勢を睡眠時に連想すると、仰向け寝る時、前者は枕無し、後者は枕が高すぎるではないでしょうか。

正しい頚椎の姿勢を維持しないと、歯の健康から、呼吸まで影響します。起きている時の姿勢の指導があるけど、寝る時の姿勢がベットの硬さと枕の厚さで、決まります。良い睡眠、楽な呼吸を得るため、正しい姿勢を理解して、昼でも、夜でもいい姿勢を保つのは大事です。人が自然に立った姿勢をそのまま寝かせた状態が快適な寝姿勢です。

寝るときの姿勢は、仰向け時、横から見ると、立っているいい姿勢時の首の角度が良い、寝る時、他人から見れば、脊椎の延長線と頚椎の連線が一直線であれば、理想です。寝る前に、是非、枕の高さと寝姿勢を他人からチェックしてもらってください。よい睡眠があれば、歯の健康、呼吸系の健康も守れます。
2013-10-20