陶氏診療院

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遺伝子検査と発病
カテゴリー 生活の知恵
先月イギリスの医学雑誌のオンライン版で掲載された一つの研究発表結果が、とても考え深いです。

科学者は50万人余りの遺伝子を調べ、遺伝病に関係する584種類の児童単一遺伝子欠損する遺伝病を重点して検査し、その遺伝子陽性する人に874個完全顕性遺伝子を調べたところ、13人が児童単一遺伝子欠損する遺伝病を発見したにも関わらず、本人は健康のままで、発病しなかったです。

科学者はその現象に何か発症しないメカニズムがあると思って、今後の治療に生かしたいと語りました。

そもそも、科学遺伝子診断で、発病する人は、発病していない事実を考えると、遺伝子検査の有効性、または、その発病する判断の根拠は不十分ではないでしょうか。

人間の身体、西洋医学では診断できると自信を持っていても、臨床から見ると、まだまだ真実に距離があるでしょう。

命の真実は謎の多いことで、科学研究はこれからの気持ちで、過信しないほうがいいでしょう。
2016-05-08