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北海道中国会と北海道中国工商会共催「北海道日中友好お花見大会兼留学生支援活動」
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北海道中国会と北海道中国工商会共催「北海道日中友好お花見大会兼留学生支援活動」
カテゴリー 日本
例年5月1日に札幌の桜が開花し、6日に満開を迎える。今年は暖冬の影響で春が早く訪れ、札幌では4月23日に開花宣言、27日に満開となった。昨年より1週間遅いものの、平年より1週間以上早く、南北に続く日本の桜前線の最終地点である北海道に到達した。こうした中、5月4日(ゴールデンウィーク中の「みどりの日」で「生命を尊び、自然と親しむ」という趣旨の日)、北海道中国会と一般社団法人北海道中国工商会の共催による「北海道日中友好お花見大会兼留学生支援活動」が観桜名所である北海道神宮円山公園で開催された。
世界の政治情勢と同じく、近年の天候も予測が難しい。当日の天気予報は雨だったため、参加者から開催可否に関する問い合わせが相次いだ。しかし、北海道中国会には「晴れ男」(晴天をもたらす縁起の良い男性)が多く、過去の屋外イベントでは必ず晴天に恵まれてきたため、主催者側は「小雨決行」と判断した。
新型コロナウイルス感染症対策緩和後2回目の桜シーズンとなったが、雨を心配したためか、例年なら人で溢れる円山公園もやや閑散としていた。主催者は最適な桜の木陰、「島判官紀功碑」(1929年11月建立、北海道開拓の先駆者・島義勇の功績を称える碑)の傍らにブルーシートを敷き、ビールや飲料、ナッツ類の軽食、自動調理器で作った焼きそば、唐揚げ、天ぷら、フライドポテト、枝豆、おにぎりなどを準備。在札幌総領事館の夏欣副総領事と孫暁珊副領事をはじめ、両会の会員とその家族、留学生、日中友好関係者、メディアなど50名(うち子ども13名)が参加した。
正午に開始したイベントでは、曇りから薄日が差す14度の無風の穏やかな天候の中、参加者の熱気に包まれた。乾杯の前に、月刊誌『北方ジャーナル』の工藤年泰編集長による記念撮影が行われ、満開の桜を背景に北海道中国会の赤地に黄色い文字の横断幕の前で参加者全員が笑顔で写った。子どもたちの楽しそうな笑顔は、日中友好の未来を象徴するかのようだった。
受付を担当した于徳志副会長と司会進行を務めた陶恵栄運営委員長に続き、北海道中国会の田義之代表が挨拶。田代表は多数の日中友好関係者の参加に感謝し、今回のイベントを曾祥順副会長、陶恵栄運営委員長、于洪志副会長らが中心となって準備したことを紹介。昨年に続く参加者や新たな顔ぶれにも触れ、「北海道中国会と工商会は地域の日中友好団体として、行政とも良好な関係を築いている。多くの日本人の参加を得て、実りある交流ができた」と語った。
夏欣副総領事は「晴れ渡る好天の中、総領事館を代表して参加できたことを嬉しく思う。北海道中国会の活躍に敬意を表し、今後の発展を祈念する」と祝辞を述べ、孫暁珊副領事も自己紹介を兼ねて挨拶した。
元北海道大学法学部教授で現・広東外語外貿大学法学院雲山特別教授(雲山資深教授)の吉田邦彦教授(北海道中国会会員)が乾杯の音頭を取った。吉田教授は初参加ながら「中国で教鞭を執る中で、中国の時代を実感している。日中友好もこの流れに乗り、さらなる発展を」と力強く述べ、【乾杯】を唱和した。
広々とした会場では、陽光と美食に囲まれ新旧の参加者が和やかに交流。笑い声と乾杯の音が公園を訪れた観光客の注目を集めた。
自己紹介では、参加者が名前・職業・来日期間・出身地を発表。夏欣副総領事と初参加の林星豆さんが中国の大学時代の同級生だったことが判明し、場内は驚きと共感に包まれた。郝璐璐さん、李慶煌さん、杜虹さんら4名の新入会員も紹介された。留学生支援活動の一環として、5月18日には札幌市から提供された中古自転車10台を留学生に配布する予定であることも報告された。
抽選会では、在札幌総領事館や田代表、曾副会長、陶委員長から提供された景品が用意され、子どもたちの手によって全員にプレゼントが贈られた。
2時間のイベント終了後も名残惜しむ参加者たちは、来年も友人を誘って再会を約束。撤収作業は日中双方の参加者が協力して迅速に行われ、在日華僑と日本人が自然に環境保全意識を共有する姿が見られた。来春の桜の下での再会を誓い合い、盛会のうちに幕を閉じた。
【謝辞】
北海道中国会と北海道中国工商会の活動を長年支援いただいている以下の団体・個人に感謝申し上げます:
・在札幌総領事館:中国カレンダー7部、春聯7セット、茶葉3箱、二鍋頭・孔府家酒・富裕老窖計4本
・田義之代表:金箔入り酒1本、雲南名茶2箱
・高橋健康研究所 曾祥順所長:ReFa美顔器2セット
・玄米酵素会社:F100と緑藻玄米酵素各1箱、北海道産玄米3袋
・陶氏診療院 陶恵栄院長:玄米酵素サンプル17個
世界の政治情勢と同じく、近年の天候も予測が難しい。当日の天気予報は雨だったため、参加者から開催可否に関する問い合わせが相次いだ。しかし、北海道中国会には「晴れ男」(晴天をもたらす縁起の良い男性)が多く、過去の屋外イベントでは必ず晴天に恵まれてきたため、主催者側は「小雨決行」と判断した。
新型コロナウイルス感染症対策緩和後2回目の桜シーズンとなったが、雨を心配したためか、例年なら人で溢れる円山公園もやや閑散としていた。主催者は最適な桜の木陰、「島判官紀功碑」(1929年11月建立、北海道開拓の先駆者・島義勇の功績を称える碑)の傍らにブルーシートを敷き、ビールや飲料、ナッツ類の軽食、自動調理器で作った焼きそば、唐揚げ、天ぷら、フライドポテト、枝豆、おにぎりなどを準備。在札幌総領事館の夏欣副総領事と孫暁珊副領事をはじめ、両会の会員とその家族、留学生、日中友好関係者、メディアなど50名(うち子ども13名)が参加した。
正午に開始したイベントでは、曇りから薄日が差す14度の無風の穏やかな天候の中、参加者の熱気に包まれた。乾杯の前に、月刊誌『北方ジャーナル』の工藤年泰編集長による記念撮影が行われ、満開の桜を背景に北海道中国会の赤地に黄色い文字の横断幕の前で参加者全員が笑顔で写った。子どもたちの楽しそうな笑顔は、日中友好の未来を象徴するかのようだった。
受付を担当した于徳志副会長と司会進行を務めた陶恵栄運営委員長に続き、北海道中国会の田義之代表が挨拶。田代表は多数の日中友好関係者の参加に感謝し、今回のイベントを曾祥順副会長、陶恵栄運営委員長、于洪志副会長らが中心となって準備したことを紹介。昨年に続く参加者や新たな顔ぶれにも触れ、「北海道中国会と工商会は地域の日中友好団体として、行政とも良好な関係を築いている。多くの日本人の参加を得て、実りある交流ができた」と語った。
夏欣副総領事は「晴れ渡る好天の中、総領事館を代表して参加できたことを嬉しく思う。北海道中国会の活躍に敬意を表し、今後の発展を祈念する」と祝辞を述べ、孫暁珊副領事も自己紹介を兼ねて挨拶した。
元北海道大学法学部教授で現・広東外語外貿大学法学院雲山特別教授(雲山資深教授)の吉田邦彦教授(北海道中国会会員)が乾杯の音頭を取った。吉田教授は初参加ながら「中国で教鞭を執る中で、中国の時代を実感している。日中友好もこの流れに乗り、さらなる発展を」と力強く述べ、【乾杯】を唱和した。
広々とした会場では、陽光と美食に囲まれ新旧の参加者が和やかに交流。笑い声と乾杯の音が公園を訪れた観光客の注目を集めた。
自己紹介では、参加者が名前・職業・来日期間・出身地を発表。夏欣副総領事と初参加の林星豆さんが中国の大学時代の同級生だったことが判明し、場内は驚きと共感に包まれた。郝璐璐さん、李慶煌さん、杜虹さんら4名の新入会員も紹介された。留学生支援活動の一環として、5月18日には札幌市から提供された中古自転車10台を留学生に配布する予定であることも報告された。
抽選会では、在札幌総領事館や田代表、曾副会長、陶委員長から提供された景品が用意され、子どもたちの手によって全員にプレゼントが贈られた。
2時間のイベント終了後も名残惜しむ参加者たちは、来年も友人を誘って再会を約束。撤収作業は日中双方の参加者が協力して迅速に行われ、在日華僑と日本人が自然に環境保全意識を共有する姿が見られた。来春の桜の下での再会を誓い合い、盛会のうちに幕を閉じた。
【謝辞】
北海道中国会と北海道中国工商会の活動を長年支援いただいている以下の団体・個人に感謝申し上げます:
・在札幌総領事館:中国カレンダー7部、春聯7セット、茶葉3箱、二鍋頭・孔府家酒・富裕老窖計4本
・田義之代表:金箔入り酒1本、雲南名茶2箱
・高橋健康研究所 曾祥順所長:ReFa美顔器2セット
・玄米酵素会社:F100と緑藻玄米酵素各1箱、北海道産玄米3袋
・陶氏診療院 陶恵栄院長:玄米酵素サンプル17個




2025-05-05