▼日本バックナンバー

2025-05-28
人体への異なるアプローチ~西洋医学と東洋医学の対話~
2025-05-06
NHKスペシャル「未完のバトン」第2回『秩序なき世界 日本外交への“遺言”』を見て
2025-05-05
北海道中国会と北海道中国工商会共催「北海道日中友好お花見大会兼留学生支援活動」
2025-05-03
留学動向から見える日本の未来
2025-04-28
札幌ユネスコ協会 2025年度 定期総会
2025-04-14
わらび座「ゴホン!といえば」観劇
2025-04-13
町内会総会のご報告
2025-03-24
教育への個人投資と国の発展
2025-03-19
「狸小路の魅力を探れ!~狸小路の今と昔~」
2025-03-18
戦略と戦術と日本の未来
2025-03-17
薬膳料理を通じて食と文化を学ぶ
2025-03-15
日本の国民が求めているものは?
2025-02-12
第9回冬季アジア大会のテクノロジー
2025-02-03
北海道の冬と雪かき
2025-02-02
「Let’s enjoy cooking! 餅つき大会」

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人体への異なるアプローチ~西洋医学と東洋医学の対話~
カテゴリー 日本
NHK番組『人体』が描く細胞の世界、タモリ氏と山中伸弥教授の司会によるNHKシリーズ『人体』は、40兆個の細胞の営みを最新映像技術で可視化しました。40億年前の共通祖先「LUCA」から連なる生命の連鎖、老化治療や腎臓病への挑戦を通じ、現代医学の可能性を提示しました。
現代医療の限界と矛盾と感じました。細胞療法は一部疾患に対応できても根治には至らない。西洋医学の「物質的アプローチ」は科学革命以来変わらず、その方向性自体に疑問が生じていました。
参考となるのは、日本の交通事故対策でした。車両増加にも関わらず、信号機の最適化・運転教育・保険制度の工夫で死者数を激減させました。この「システム思考」が医療に活かせないか? 病院・医師・医療費は増えても、患者数が減らない現実を直視すべきであります。
中医学が示す「気」のパラダイムを考えてみてください。tt有国医学では、細胞も臓器も「気」という生命エネルギーの顕れと考え、「気」の乱れが病を生み、その調整こそが治療の核心でした。
古代中国が体系化した「一砭二針三灸四薬」は、局所治療ではなく「気」の流れを整える階段的アプローチであり、目に見えない微細なエネルギーさえ、思念(思い)の変化で影響を受けるという思想は、量子物理学との接点も注目されました。
未来への提案としたら、NHKが次に挑むべきは「気と生命の科学」特集だろう。東西医学の対話から、真に人間中心の医療ビジョンが生まれることを期待しています。
現代医療の限界と矛盾と感じました。細胞療法は一部疾患に対応できても根治には至らない。西洋医学の「物質的アプローチ」は科学革命以来変わらず、その方向性自体に疑問が生じていました。
参考となるのは、日本の交通事故対策でした。車両増加にも関わらず、信号機の最適化・運転教育・保険制度の工夫で死者数を激減させました。この「システム思考」が医療に活かせないか? 病院・医師・医療費は増えても、患者数が減らない現実を直視すべきであります。
中医学が示す「気」のパラダイムを考えてみてください。tt有国医学では、細胞も臓器も「気」という生命エネルギーの顕れと考え、「気」の乱れが病を生み、その調整こそが治療の核心でした。
古代中国が体系化した「一砭二針三灸四薬」は、局所治療ではなく「気」の流れを整える階段的アプローチであり、目に見えない微細なエネルギーさえ、思念(思い)の変化で影響を受けるという思想は、量子物理学との接点も注目されました。
未来への提案としたら、NHKが次に挑むべきは「気と生命の科学」特集だろう。東西医学の対話から、真に人間中心の医療ビジョンが生まれることを期待しています。

2025-05-28