陶氏診療院

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「おかあさん」
カテゴリー 日本
倫理研究所所属する家庭倫理の会札幌市、一年一回の家庭倫理講演会が6月2日、札幌市教育文化会館で行われました。

今年の講演会のテーマは「おかあさん」。社団法人倫理研究所の参与、中西浩氏が講師として、70分間笑いありの感動話を語りました。

世の中の関係で、第一は「親の子」、第二は「妻の夫か夫の妻」、第三は「子の親」と中西講師が言いました。それは自然の法則で、絶対に反対にはならないです、従って、第一の関係が良くないと、第二と第三の関係も良くならないです。同じに、第一の関係がが良くても、第二の関係がよくないと、第三の関係も良くならないです。一番大事なのは第一の関係と中西さんが強調しました。

九州出身の中西講師の恩師のお母さんが、村を廻って、人の悪口を言う癖があります。中西講師の悪口も言われていました。恩師は自分のお母さんの癖を直接指摘するのではなく、後で一軒一軒の家を謝って歩きました。中西氏はなぜ恩師が直接お母さんを叱らないのかが判りませんでしたが、年を取った今、分かるようになりました。親への説教はしてはいけないことだと悟りました。

「いい親、いいお母さんになる条件」も説明しました。一は健康、二はまじめな努力家、三は地味、四は人に好かれる、五は美人でないことです。特に美人でないことが奥深いです。心理学的に、「美人でない」ことは相手が「勝った」の気持ちを与えると、ビジネスにも、人間関係にも有利とのコツを教えていただきました。

世の中、様々な家庭、いろいろなおかあさんがいます。感謝ができれば、人から家庭、家庭から社会、幸せの善い循環が広がります。初めて家庭倫理講演会に参加し、勉強と同時に、反省するところが沢山あることに気付きました。ありがとうございました。

倫理研究所は、文部科学省所管の生涯学習を推進する民間の社会教育団体です。

倫理研究所、倫理法人会、家庭倫理の会の憲章

家庭倫理の会は、実行によって直ちに正しさが証明できる生活法則である純粋倫理を基底に、和やかな家庭づくりを推進し、共尊共生の精神に則った生き方をめざす人々の輪を拡げて、地域社会の発展と、美しく平和な世界づくり貢献することを目的とした団体です。

■活動指針
1.純粋倫理の学習と実践の場を提供し、「明朗」、「愛和」、「喜働」の実践者を育成します。
2.祖先を敬い、父母の恩愛に感謝し、深く家族を愛する家庭人を育てます。
3.地域の人々や団体と協力し、地域をよくするための活動をとおして、地域社会の教育力の向  上と発展に努めます。
4.日本の歴史と文化を尊び、日本人としての誇りをもって、アジア、ひいては世界の平和 と発展  に寄与します。
5.自然を畏敬・親愛し、「地球人」たる自覚を深め、環境の保全と美化に貢献します。

■会員心得
1.喜んで働き、朗らかに生活します。
2.家族を慈しみ、和やかな家庭を築きます。
3.人を愛して争わず、互いの幸福を願います。
2013-06-03