陶氏診療院

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長寿研究のヒント
カテゴリー 生活の知恵
100歳以上の長寿者の研究、各地で行っていました。

皆さんの共通のヒントは二つあります。

一つは、消耗理論です。日常生活中、いかに酸化を最低限に抑える事で、寿命が延びることに繋がります。

アメリカで、隔離した空間で生活する研究者が、隔離した空間で生産収穫した新鮮な食材のみを主食し、五年後の健康状況がとてもいい事が分かりました。

一日置きに食事を与えるネズミの寿命が、普通毎日食事をするネズミより、寿命が倍増します。それは少食の理論と実験の根拠です。

確か、少食により、身体の酵素の消耗、有害化学物質の摂取が減少し、無駄なエネルギー消耗も減ることは間違いないです。昔から、日本は腹八分目のお婆さん智慧袋があります。

食べ放題、飲み放題や大食い大会などは、経済活動や人の限界への探究心によるもので、健康に有害なことは間違いないでしょう。これから忘年会と新年会のシーズンで、特に要注意です。

長寿研究のもう一つヒントは、内臓の遺伝情報の影響です。四肢、骨格より内臓の遺伝が寿命と密接な関係があります。

内臓のリズム、働く時間、遺伝情報の寿命を上手に使えば、長寿が十分可能です。

物質と環境のほかに、長寿者の特徴は明るい、前向きの性格です。

例えば、車の事故があった場合、車がなかったら、自転車で移動し、身体にいい事と解釈するや;怪我で骨折した場合、やっと落ち着いて好きな小説を読める時間が取れたと思うなど、どんな普段「不幸」や「挫折」の時でも、プラス発想と行動が出来ます。

性格と情緒、訓練により鍛えられます。

猫の実験で、持ち主の愛と世話により、元気で過ごせます。二ヶ月ストレスをかけながら、給食を与えると、落ち込んだ猫が、食欲がなく、警戒心が強い、他の猫の給食やネズミさえ関心がなくなりました。再び、持ち主の愛と世話に戻ると、猫は以前の元気が回復しました。

長寿の性格と情緒コントロール、勉強と意識しながら、楽しい生活をして、両親から頂いた命を、親孝行と社会貢献して、最大限に生かしましょう。
2012-11-28