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らいおんしいたけ
カテゴリー 生活の知恵
しいたけ、おいしい食材がだれでも分かります。でも、なぜしいたけの前に、「らいおん」が付きます。
2/27、北海道同友会札幌支部北地区会の2月例会、テーマは『新事業展開! 「らいおんしいたけ」でオンリーワンを目指す』です。発表者は東地区会副会長の(株)北海道技術コンサルタント代表取締役橋本眞一氏と同じ会社、取締役総務部長、 「らいおんしいたけ」事業担当北海道文化舎舎長飴谷尚人氏、助言者はZION(株) 取締役副社長伊勢珠樹氏です。
テーマの通り、なぜ「らいおん」ですかと、参加者が疑問を持っています。写真で見ると、とても元気でおいしそうなしいたけです。飴谷舎長の説明は、「北海道石狩郡当別町獅子内という所でしいたけを作っています。ここは札幌という大都市の近郊であっても、
自然が豊で都市からの移住者も多い場所柄です。元々の地名はアイヌ語で「シュシュナイ」(柳・川)という意味です。そのシュシュナイに漢字を充て「獅子内」となりました。獅子内で栽培される北海道の原木にこだわったオリジナリティあふれるシイタケのブランドとしてしいたけの笠をライオンのたてがみに見立てでした。シュシュナイ→獅子内からの「らいおん」、なるほど。
公共事業のみを仕事している北海道技術コンサルタント、時代に従い、公共事業の仕事の減少環境に、雇用の維持・創出が必要で、北海道・地域に根差した産業を考え、新事業することを決心しました。北海道しいたけの生産量と生産額が、年々安定して増加しています。ただ、90%以上が菌床栽培で、自然に一番近い原木栽培が減る一方です。それを地元の水・空気・原木(ミズナラ)・無農薬などを基本にして、ブランドを平成22年から作り始めました。
素人からのスタートで、六ツのトラブルを受けました。1、創業開始前のハウスを暴風で破壊されました。2.順調にしいたけ生産している時、ある日、異臭を感じ、翌日しいたけから出た胞子がハウスを真っ白に染め、しいたけが枯れました。後で分かったことは「酸欠」の原因でした。3.予測もしない新種の蛾が大量発生、しいたけが商品にならなくなりました。4.寒さに強く、暑さに弱いしいたけ、去年の猛暑で夏の収穫時期がだめになりました。5.原木のしいたけ栽培の予定収穫量の半分しかできなかった。6.24時間の労働時間で、従業員の定着ができなくなりました。
それでも、様々な難関を乗り越え、いい事も六ツありました。1.初年度も取引市場が見つかりました。2.三井オートレットへの出荷もできました。3.平成23年度第8回北海道しいたけ品評会にて最優秀賞(林野庁長官賞)を受賞し、しいたけの味が絶賛されました。4.東京の有名高級スーパーと商談が成功、今年11月から出荷が決まりました。5.平成24年度第9回北海道しいたけ品評会にて、昨年に続き、2年連続最優秀賞(林野庁長官賞)を受賞しました。6.平成24年11月30日、伊勢副社長の応援で、「らいおんしいたけ」が商標登録されました。平成24年12月11日、「コープさっぽろ」から感謝状を頂きました。
同じ地区で、同じ種菌、同じ原木栽培なのに、横に置かれた原木と比べ、味や成分まで違い、一本一本の「ほだ木」全てに履歴(トレーサビリティ)を取って、6分~9分咲きのものしか出荷しないなど様々な自社基準で、いい形のしいたけの、いい味が保障されました。
2/27、北海道同友会札幌支部北地区会の2月例会、テーマは『新事業展開! 「らいおんしいたけ」でオンリーワンを目指す』です。発表者は東地区会副会長の(株)北海道技術コンサルタント代表取締役橋本眞一氏と同じ会社、取締役総務部長、 「らいおんしいたけ」事業担当北海道文化舎舎長飴谷尚人氏、助言者はZION(株) 取締役副社長伊勢珠樹氏です。
テーマの通り、なぜ「らいおん」ですかと、参加者が疑問を持っています。写真で見ると、とても元気でおいしそうなしいたけです。飴谷舎長の説明は、「北海道石狩郡当別町獅子内という所でしいたけを作っています。ここは札幌という大都市の近郊であっても、
自然が豊で都市からの移住者も多い場所柄です。元々の地名はアイヌ語で「シュシュナイ」(柳・川)という意味です。そのシュシュナイに漢字を充て「獅子内」となりました。獅子内で栽培される北海道の原木にこだわったオリジナリティあふれるシイタケのブランドとしてしいたけの笠をライオンのたてがみに見立てでした。シュシュナイ→獅子内からの「らいおん」、なるほど。
公共事業のみを仕事している北海道技術コンサルタント、時代に従い、公共事業の仕事の減少環境に、雇用の維持・創出が必要で、北海道・地域に根差した産業を考え、新事業することを決心しました。北海道しいたけの生産量と生産額が、年々安定して増加しています。ただ、90%以上が菌床栽培で、自然に一番近い原木栽培が減る一方です。それを地元の水・空気・原木(ミズナラ)・無農薬などを基本にして、ブランドを平成22年から作り始めました。
素人からのスタートで、六ツのトラブルを受けました。1、創業開始前のハウスを暴風で破壊されました。2.順調にしいたけ生産している時、ある日、異臭を感じ、翌日しいたけから出た胞子がハウスを真っ白に染め、しいたけが枯れました。後で分かったことは「酸欠」の原因でした。3.予測もしない新種の蛾が大量発生、しいたけが商品にならなくなりました。4.寒さに強く、暑さに弱いしいたけ、去年の猛暑で夏の収穫時期がだめになりました。5.原木のしいたけ栽培の予定収穫量の半分しかできなかった。6.24時間の労働時間で、従業員の定着ができなくなりました。
それでも、様々な難関を乗り越え、いい事も六ツありました。1.初年度も取引市場が見つかりました。2.三井オートレットへの出荷もできました。3.平成23年度第8回北海道しいたけ品評会にて最優秀賞(林野庁長官賞)を受賞し、しいたけの味が絶賛されました。4.東京の有名高級スーパーと商談が成功、今年11月から出荷が決まりました。5.平成24年度第9回北海道しいたけ品評会にて、昨年に続き、2年連続最優秀賞(林野庁長官賞)を受賞しました。6.平成24年11月30日、伊勢副社長の応援で、「らいおんしいたけ」が商標登録されました。平成24年12月11日、「コープさっぽろ」から感謝状を頂きました。
同じ地区で、同じ種菌、同じ原木栽培なのに、横に置かれた原木と比べ、味や成分まで違い、一本一本の「ほだ木」全てに履歴(トレーサビリティ)を取って、6分~9分咲きのものしか出荷しないなど様々な自社基準で、いい形のしいたけの、いい味が保障されました。
2013-03-02