陶氏診療院

アクセスカウンター


過去ブログはこちらから
9
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.61 健康長寿になる睡眠のコツ
高陽社の月間コーヨーライフ2025年四月号に、「ドクター陶の健康コラム・連載」。内容を紹介します。

健康長寿になる睡眠のコツ

億万長者のブライアン・ジョンソンさん(47歳)は、巨額の資金を投じて老化を可能な限り遅らせることに挑戦しています。4年間の実践の結果、彼の体は47歳から30歳の状態へと若返ったと話題になり、中国のインタビューで「健康長寿の第一歩は睡眠だ」と語りました。

この考えには、多くの人が賛同しています。現代人にとって、睡眠障害や睡眠不足は共通の悩みです。しかし、睡眠の重要性は十分に認識されておらず、仕事や日常の事情で真っ先に削られがちです。

ジョンソンさんは8ヶ月間にわたり、測定値100%の完璧な睡眠を記録しました。その秘訣とは何でしょうか?

①睡眠を最優先事項にする

まず、自分を「睡眠学者」だと考え、睡眠に対する認識を根本から変えることが大切です。他の用事のために睡眠を削らず、睡眠こそが最も重要な任務だと位置づけましょう。

②食事と睡眠の関係を意識する

就寝前の食事を見直すことが、睡眠の質向上に繋がります。ジョンソンさんは、就寝の4〜5時間前には食事を終えるように調整しました。その結果、寝る時の心拍数が下がり、睡眠の質が向上したと言います。

③一貫した就寝時間を守る

ジョンソンさんは毎晩8時半に就寝し、その1時間前から睡眠の準備を始めるそうです。

④睡眠環境と光の調整

彼は就寝1時間前には、リラックスした灯に切り替え、就寝前には全ての電子機器の画面をオフにします。

⑤寝る前に心を整理する

1日の出来事を振り返り、自分の感情を整理する時間をもって心を落ち着かせます。

ジョンソンさんは、読書や呼吸法、瞑想を推奨しています。心と体を眠りの準備へと導くために、自分との対話を行いましょう。そして、枕に頭をつけたら、全てを手放し、ぐっすり眠ることを意識しましょう。あなたも、健康と若さをもたらす良質な睡眠を試してみませんか?
2025-04-08