陶氏診療院

アクセスカウンター


▼日本バックナンバー
過去ブログはこちらから
厚労省:平均寿命(2023)が男性 81.05年、女性87.09年に! 2年連続で前年下回る
カテゴリー 日本
7月28日の厚生労働省の発表データ*を見て、日本健康大国のイメージが、少しずつ崩れることを見て来ました。

厚生労働省の分析は解説と言ってもいいです。原因分析になっていないです。悪性腫瘍の死亡率が延びたのは医療の成果(本当か?)で、しかし、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、心疾患(高血圧性を除く。以下同じ)、老衰などの死亡率の変化が平均寿命を縮める方向に働いている」の意味は、医療の無能の結果で、矛盾と治療優先予防衰退の傾向が見えてきました。

確かに、現代医療は治療の医学で、予防を第一にする医学ではないです。それを理解して、予防は国民の自分自身のことを理解すれば、そのデータを積極的に活用できるでしょう。世界の方向をしっかり見分け、自分の健康寿命を延びる方法や努力をしましょう。

*厚生労働省は2023年7月28日、2022年分の平均寿命と平均余命が記載された令和4年簡易生命表を発表しました。

男の平均寿命は 81.05 年、女の平均寿命は87.09年となり、前年と比較して男は 0.42年、女は0.49 年下回っている。令和4年の男の平均寿命(0歳の平均余命のこと。以下同じ)は 81.05年、女の平均寿命は87.09年となり前年と比較して男は0.42年、女は0.49年下回りました。平均寿命が前年を下回るのは、令和3年に続き2年連続で、下回り幅はR3年よりも拡大しています。

厚生労働省の分析では、平均寿命の前年との差を死因別に分解すると、男は悪性新生物<腫瘍>などの死亡率の変化が平均寿命を延ばす方向に働いているが、男女とも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、心疾患(高血圧性を除く。以下同じ)、老衰などの死亡率の変化が平均寿命を縮める方向に働いているとのことでした。
2023-08-07