陶氏診療院

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百尺竿頭一歩を進む
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子供時に、親からいつもそのような諺で励まされました。人生は半百を過ぎ、なぜ人々は高い所、高い目標へ目指しますかと考えるようになりました。

山に登ると、頂上に行きたくなり、頂上にたどりついたら、視野が一気に広がり、より高い山が目に入ります。次の目標が生まれます。その永遠の終わらない高い目標はなぜ生まれるの?現状に満足できない、いつも前進する人間は、進化につながるでしょう。

物質の限界があっても、人間は物質超える武器があり、それは非物質です。人間の想像力です。夜の夢が足りなくても、昼でも瞑想をして、物質の壁を超える人間がいます。その結果、新たな世界が見えてきて、より高い目標を表します。

「百尺竿頭」はまだ見えるところです。しかし、「一歩を進む」と知らない世界があります。見えないけど、人々の想像に任せます。物質の世界から、非物質世界の誘い言葉の裏に、なんとなく宇宙とつながる見えない赤い糸が存在します。

親から子供へ、未来への励ましの言葉、真剣に考えると、未来は無限な世界でしょう。見える世界に満足しないで、見えない世界に行くのは、想像以外にまだ何かあるかもしれないです。親の枠を突破して、子孫の発展は、人類の進化の中身ではないでしょうか。

*百尺竿頭:百尺の竿 (さお) の先端。転じて、到達すべき極点。仏教で修行を積み、努力にまた努力を重ね、最高の境地に達すること。「百尺竿頭一歩を進む」というように用い、到達しえた極地よりさらに努力して前進することをいう。「百尺」は、「ひゃくせき」とも読む。(goo辞書より)
2022-01-06