陶氏診療院

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変異株の危険性
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新型コロナウイルス流行は新たな局面に入り、WHOも発表したように、感染症の終息の窓口が閉じました。流行は数年がかかります。

最近のインドの感染者数の急上昇に、世界の世論に注目されました。今まで、インドの感染者や死亡者も人口の割には目立ていないです。なぜ、一気に世界の注目になり、今度は世界の感染症流行にどのような影響をすることは、気になります。

新型コロナウイルスはRNAウイルスで、遺伝子が緩い、変異しやすいです。今まで、インドの対策の中、大量の感染者がいるにも関わらず、発症者が少ないから、国からの報告には、感染者数は参考にならないです。

印度政府発表した毎日感染者数、去年10月がピークで、毎日約10万人、その後、落ち着いて、3月は毎日1万人まで減少しました。4月まで、感染者の累積数は1000万あまり、現実はそれより大きく超えるでしょう。2021年1月10-23日、インドの首都ニューデリー280地区の血液サンプル調査、56.13%は抗体陽性です。半数以上の感染者は統計に入らないの理由は、症状が重くないから、医療施設に診察しなかったです。

14億インド人のことを考えると、7億人が感染したことになり、集団免疫になりそうに、インド政府も楽観的な考えがあるでしょう。しかし、今回の新型コロナウイルスは遺伝子の緩い特徴で、インド各地の変異株が240種以上あり、3月24日に印度厚生省の発表は二重変異が出て、4月21日は三重変異株を発表し、その後の感染症拡大には、出口が見えないです。

変異株流行は、新しい感染症と思った方がいいです。世界は今なんとなく予防策している間、インフルエンザは無くなるほど、呼吸系感染症が減るの中、変異株の感染率が増えることは、新たな病気を発生して、今までの対策に効かないことを考えないといけないです。

印度の爆発感染することを、世界に警告をして、変異株に対して、今までの日本の対策は危険極まりないです。しっかり個人の感染予防「隔離」をしっかり守りましょう。
2021-04-30