陶氏診療院

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日本の米文化
カテゴリー 生活の知恵
株式会社玄米酵素顧問、玄米酵素生産工場株式会社コーケン代表取締役、北海道議会議員道見重信先生の講演会「日本の米文化」を、玄米酵素会社の会議室で聞きました。日本人の歴史、日本の文化は米文化で、米は水の文化、木の文化、石の文化に通じていることを、理解して感銘しました。

200年前、江戸時代日本人の米消費量は一人150kg、昭和40年、日本人の米消費量が120kgまで下がって、今はなんと一人60kgしか消費していません。米離れ、イコール日本文化から離れ、その深刻な現実に、もう一度日本の文化、米文化の勉強が必要です。

道見講師は、富山和子の著書「日本の米」を紹介し、是非皆さんも読んで、一緒に日本の文化を取り戻して欲しいと語りました。「日本の米」の本に書いた歴史地に、道見講師が自ら尋ねて、貴重な写真と物語りを始めて皆さんに披露しました。

米を作るため、日本人先祖の知恵、努力、段々畑の歴史を見ると、間違っていた今の日本の米離れに、心が痛くなりました。伊勢神宮外宮祭った豊受大神も米が原点です。米が20年保存できる食料で、伊勢神宮も20年一回遷宮する、その米への敬意も表しました。

国民米を確保するため、水が大事です。日本の先祖が山地にも水を取れるため、木を植え、石畳で段々畑を作り、汗、血、命で作った物を減反の現状を見ると、どのぐらい悲しいことでしょう。

米文化を戻し、日本人の精神を再生し、強い民族を作るのも、米からです。
2013-12-04