陶氏診療院

アクセスカウンター


▼生活の知恵バックナンバー
過去ブログはこちらから
患者と友人
カテゴリー 生活の知恵
患者と友人の違いは、地位関係の違いでしょう。患者と言ったら、医療サービス受ける対象の事でしょう、医者と患者はサービス提供する側とサービス受ける側の関係です。多少上下関係があります。患者と言ったら弱い立場、低い地位の気持ちがあるでしょう。

友人と言ったら、同じレベルの同志と言っても分かりやすいでしょう。上下関係がなければ、サービス提供側、受ける側の違いもないでしょう。友人の関係は、平等で、友人の間に地位の高低の話もナンセンスでしょう。

陶氏診療院に来ている患者は、最初は確か医者と患者の関係で、なんとなくサービス提供側と受け側の関係があります。しばらくすると、健康が戻り、その関係は微妙に変化して、毎回診療する時に、笑う会話が増え、診療以外の話も増え、医者と患者の関係からは健康人同士の友人関係になります。病気以外に、何でも話すことができます。それは私が望んでいる患者との関係です。

仕事、立場により、それぞれの職が違います。縁があって、合うことになり、それぞれに特徴や長所を提供して、友人になるのも時間の問題です。

友人関係になると、もっと病気になる原因の話を掘り出せます。患者さんの予防指導にも役に立ち、ますます楽しい中国医学を活性化できます。

友人も縁があって、知らないから知るようになります。以前、病院に勤める時、なかなか患者と深い関係ができなかったです。今は自由施療で時間がある時、ゆっくり交流ができる仕事の環境が、大好きです。

そのまま想像して、100歳なるまで、どのぐらい友人が増えるのか楽しみに期待しています。
2018-04-09