陶氏診療院

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自然医学=野生の動物には病院がない
カテゴリー 生活の知恵
2月21日、一般社団法人北海道代替医療協会、代替医療師会第三回例会で、会長八巻滋倶(やまきしげみ)先生が「自然医学=野生の動物には病院がない~自然のリズムや法則から学ぼう~」の講話がありました。

野生動物、病に患ったら、いい場所(磁場・環境など)で一人入れるスペースを作って、隠れてじっと我慢して、自然治癒力に任せて、治っていきます。

人間は病気になると、「患者」の名になり、「患」の幹事は心に串(くし)を刺されています。医者や治療者はこの心に刺された「串」を除くことです。

八巻会長は分かりやすい言葉で、講話が進んでいました。

世の中の人は、何でも取り入れたい気持ちが一杯です。健康も取り入れたいです。しかし、入れることばかり考えると、「出す力」が足りなくなり、「出す」ことが忘れがちです。生命の法則から見ると、「出す」、「排泄」こそ、生命が成り立ちます。

赤ちゃんが母親から「出」さなければ、生命のスタートにならないです。生命の印として「オニャー」も生命初めてだした一声です。

呼吸とは吐くのが先で、吸うのは後です。建物の「出入り口」でも、「出」る事を先に書いています。勿論電車やバス、エレベーターまで、出るのは先で入るのは後のことが、常識になっていることは誰でも分かるでしょう。

さらに人間の「穴」が9箇所から、その倍の「18」は1分間に呼吸の平均数で、うつ病の人も、正しい呼吸を指導すると、良くなる事もあります。赤ちゃんが母の乳を吸うことで、鼻呼吸を覚えました。早く離乳食をする現代の若いお母さん、子供に口を開けて、「あー、あー」として、口呼吸を習慣になることが健康の落とし穴になります。

「18」の倍は平均体温の「36」で、その倍は心拍の平均「72」、さらに倍にすると「144」は血圧の収縮圧値で、現在病院での高血圧基準が「135」には、自然の法則に合わないで、商業のにおいを感じます。

「144」の倍は生命誕生する妊娠する「288」の日にちです。

排泄と言ったら、小便(小さな便り=ハガキ)と大便(大きな便り=封書)と八巻会長が例えました。勿論速達(下痢)や何遍もする軟便もあります。(笑うところ)

最後に八巻会長が皮膚の特別存在を語りました。脳のない生き物はいるが、皮膚のない生き物はいないです。「肌に合う」、「一肌脱ぐ」などの言葉の通り、皮膚は心を表すものです。代替療法の手技する先生たち方の肌(皮膚)診断がすごい技と八巻会長が絶賛しました。

月一回の例会で、参加会員が勉強と交流ができて、とても有意義な例会でした。
2014-02-22