陶氏診療院

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煎茶65度の美味しさ
カテゴリー 生活の知恵
6月17日、札幌市倫理法人会役員合宿研修の内容の一つに煎茶師講座がありました。初めての勉強で、「おもてなし煎茶師」の話から、資格までいただき、すべてびっくり仰天でした。

日本の茶道は日本に来た時、いろいろなところで聞き、体験しました。お茶は中国から伝えて来た文化で、中国人として、少し分かるものもありました。しかし、煎茶師の話はほんとに初めてで、ついつい茶道との違いに気になりました。

宇治茶の郷京都府の和束町の山肌と茶畑、京都府の景観遺産登録地域で、近年煎茶飲まない影響で、茶畑が消えていく存続危機を感じました。

日本一の茶師、上嶋爽禄園の園主上嶋伯協は煎茶道の普及を通じて、日本文化と伝統を伝承活動し行いました。

今回は煎茶伝道師から、家の急須でも美味しい飲み方、煎茶の作り方の指導を受けました。

今回は和束地区 山肌の茶畑から作ったかぶせ 和束茶を使って、甘みが溶け出す1煎目をいただきました。3gの煎茶で、65度のお湯で60秒抽出した煎茶は甘くておいしいです。深みが増す2煎目は80度お湯で30秒間抽出された煎茶は1煎目と全く違う食感でした。香りが強くなり、味も甘いより煎茶の少し苦みや深みが出ました。最後に渋みがめを覚ます3煎目で、沸騰したお湯を直接急須に注ぎ、カテキンやタンニンなどの渋みが出て、別のお茶と思うほど、違いました。

和束茶独特な製法によって、作くられた煎茶の奥深い味とおもてなしを勉強になりました。今まで知らないことが、今回の講座で、煎茶の見方まで変わり、今度は人に伝えたい自分を思っている味の煎茶を出すように精進したいです。

和束おもてなし煎茶師の資格をいただいたけど、普段の実践がないと、無意味だから、時々煎茶を飲んでみましょう。
2016-07-18