陶氏診療院

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中国伝統医学理論から学ぶ病気にならない生き方
カテゴリー 講演会
10月13日、小樽ロータリークラブ例会の卓話をしました。テーマは「中国伝統医学理論から学ぶ病気にならない生き方:元気な時に病気について理解しよう」でした。

診療院の患者さんの事例を紹介し、健康ダイエットやがん患者さんの回復から、身体の自然治癒力を理解して、中国医学の思想を語りました。

5000年の歴史を持つ中国医学は中国文化の代表として、その知恵レベルの高さが、患者治療や指導時使った方法や処方もすべて2000年前の医学書に書いたままで、現代医学の新しい治療法と逆に、古いの方法で効果があることに驚きました。

たしか古代の建築物にも、現代にも難しいと思われる技術を表すように、古代の人々の発想、その次元も現代医学より高いことが分かりました。さらに人間への観察は、現代医学の機械観察ではなく、長年の経験と時間軸の身体の変化により、身体の真実に近い知識を持ち、有効かつ経済的医学と思います。

元気な時、未来の病気(未病)を知り、未病を治療する中国医学の上医の理論で、健康を維持します。

最後に、緊急時の中国医学の救急治療方法を教えました。ある会員は講演後、自分のお爺さんはお医者で、中国に居る時間が長くて、他界前、脳梗塞になり、「瀉血・瀉血(シャケツ)」と連続話して、皆さんがその意味が分からなかったです。今日の講演を聞いて、脳梗塞時の中国救急医療は瀉血があることを、やっと謎を解けました。感心して話をいただきました。中国医学の常識をもっと皆さんに知れば、たくさんの人の命を救えるでしょう。
2015-10-14