陶氏診療院

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秋の健康ポイント
カテゴリー 講演会
10月8日14:00-16:00、月一回のFM放送局さっぽろ村ラジオ81.3MHz番組「クリッパのジャンクリ珍道中」の中、生健康話を行いました。23号台風が北海道を襲い、天気が荒れる中、台風が通過するところの中継を挟み、秋の健康ポイントを入れました。

秋は夏の陽気から冬の陰気に変化する季節で、身体もそれに従い、食事から生活のリズムも対応するべきです。一番注意するのは肺と大腸です。パーソナリティーの栗葉さんの気管支喘息も秋に良くある病気です。肺の修復する時に、乾燥と寒気は発症のきっかけです。丈夫な肺と大腸の養生は気管支喘息発作予防のキーワードです。栗葉さんは夜遅寝や甘い食べ物の過食を反省しました。

10月8日は「寒露」の節分です。これから寒気を強めるから、衣服から布団まで、防寒対策は本気にしないと、風邪を引きやすいです。普段元気な方、一回や二回で、寒気にあたっても、すぐ風邪は引かないです。しかし、溜まった寒気をすぐ追い出さないと、溜まった寒気が疲れや寝不足などのちょっとしたきっかけで風邪として、纏めて症状が出て、くしゃみ、鼻水、熱などで寒気を体外に追い出します。其の時、すぐ生姜汁を飲んで、寝る時汗を出せば、翌日風邪が治ります。くしゃみ、鼻水、熱などの症状をただ抑え(薬を飲む)、寒気の排出が遅くなると風邪が長引きます。

風邪の予防のため、ワクチンの予防注射より、食事を注意した方がいいです。秋の根菜類を積極的に取り入れ、大腸の健康を保てれば、寒気も排出しやすいでしょう。

来月は11月12日放送予定です。ご清聴お待ちしております。
2015-10-11