陶氏診療院

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健康話:季節の変わり目の注意事項と下肢痙攣
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秋につれ、身体も季節の変化に応じて変わっていきます。

特に注意するのは「冷たいもの」を控えるべきです。女性には、生理中に冷たいものは禁物です。中国では当たり前に家族や友人を指摘します。しかし日本に来て、そのような「常識」がないことに気がつきました。同じアジア人で、なぜそんなに違うのか分からないです。もしかしたら、西洋の文化の影響で、伝統を捨てたかもしれないです。

とにかく、女性の生理中、「寒気」が身体に入ると、なかなか出せないのは身体の仕組みです。年々累積したら、更年期になると大変な症状が本人しか分からないです。その時に後悔しても遅いでしょう。そのため、中国医学では、女性生理中に「冷たい物」は禁物になっていました。

女性の生理は身体の変化時期と同じで、季節の変化時期でも要注意する必要があります。

夏は働きに対して、秋は収穫の時期です。働くピークを過ぎて、片付ける時期です。そのため、食べ物も消化しやすいものを選んで、食べ過ぎることはいけないです。秋は肺と大腸の養生と修復の季節です。朝晩の寒さを意識して、夏でなれた窓全開や半袖半ズボンも朝晩では出来ない時もあるでしょう。

8月13日、さっぽろ村ラジオ81.3MHz番組の生健康話しが季節の変わり目を注意する話です。

質問コーナーでは、ゲストの「最近夜中に足を攣る」について、話しました。同じ時間帯(夜1-3時)で、数ヶ月足を攣ります。必ずしも寒さのせいではないです。

中国医学では、足筋肉の攣りは、肝臓機能低下の信号です。肝臓に弱い要素は:酒;疲れ;クスリなどがあります。本人は酒は飲まない、自分で疲れた自覚がないから、薬と言ったら、中年喘息がありましたから、ずっとクスリを飲んでいました。さらに蕁麻疹が出たから、薬も増えました。数年飲んでいるから、肝臓に悪いと思っていないです。

原因が分かれば、対症も簡単です。根本的な解決方法は体質改善です。夜早寝、晩御飯を抜くことです。本人が実践したい時を待つしかないです。身体の症状はすべて身体の神様の声です。願いことや誓い事も身体中の神様(自分)に聞かせることです。自分は身体の最高の医者です。

来月の健康話は9月10日、ご清聴をお待ちしております。
2015-08-14