陶氏診療院

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ストレスの由来と解決法
カテゴリー 講演会
ストレスは①要求「~したい、してほしい」②見通し「~ができそう」③支援認識「~が助けてくれそう」 これらが、自分の思い通りにならないとストレスになります。7月31日玄米酵素主催の「ストレスとうまく付き合う方法~SAT療法に基づいて~」講演会に参加して、健康心理療法士の西川範彦さんから、ストレスの由来と対症方法を教えていただきました。

ストレス原因に対して、それぞれ対応して、余計な要求をしないこと、見通しを示してあげること、支援を受けれることを教えることで、ストレスがかなり軽減する事になります。

ストレスの表現は①精神的(不安状態、抑うつ状態⇒うつ病) ②身体的(肩凝り、腰痛、胃痛⇒高血圧、糖尿病、自己免疫疾患、癌)  ③行動的な症状(お菓子、お酒がやめられない⇒生活習慣病)があり、特に身体的と行動的な症状は、ストレスの原因を改善しないと、なかなか治療効果が出ないでしょう。

分かりやすい勉強会で、とても参考になりました。日本人は遺伝子的に調べると、S型不安遺伝子調査(29カ国50135人)で、日本は80.25%なほど多いです。欧米は40%台、一番低いのは南アフリカ27.79%でした。

不安遺伝子が多い日本人、勤勉になるけど、過労やストレスにもなりやすいです。長所と短所を知り、上手く応用するのも指導者の仕事でしょう。

最後に西川先生から教えていただいたストレス解消の「魔法のセリフ」は①「まあいいか」;②「なんとかなるさ」;③「もうやめた」でした。
2015-08-01