陶氏診療院

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一年に一度のゴルフの楽しみ
十数年前、妻の勧めで一緒にゴルフを始めました。学生時代、私は足が速かったものの、肩や腕を使うスポーツは苦手で、そのことがゴルフにも向いていない理由になっていました。

ゴルフは時間もお金もかかるスポーツであり、毎日診察のある私にとっては、なかなか向いているとは言えません。それでも、自分が関わる団体(北海道中国会)が主催する年に一度のゴルフ大会には、毎回参加しています。そのため、事前に一度だけ練習し、本番に臨むというのが恒例です。成績が振るわないのは、ある意味当然のこととも言えるでしょう。

今年は第11回目の大会でした。以前はBB賞(ブービー賞)をいただくことが多かったのですが、最近はなぜかそれにも縁がなくなり、賞を逃すようになりました。おそらく、私よりもゴルフ初心者の方が増えたからかもしれません。

それでも、今年は三つの喜びがありました。

一つ目は、苦手だった長距離ホールで成果が出たことです。飛距離に課題がある私ですが、先月から練習していた3番ウッドが今回、一度だけしっかりと当たり、130メートル以上の良いショットが出ました。これは嬉しい出来事でした。

二つ目は、下肢の痙攣を乗り越えたことです。今年の大会には112名が参加し、三つのコースから同時スタートでした。当日は急きょ、写真係を任され、3名体制で担当しました。私は最終組だったため撮影は可能でしたが、予定していたパットの練習はできなくなりました。

写真を撮るには人を集める必要があり、受付とコースの間を10回以上走り回った結果、脚がかなり疲れてしまいました。以前の大会では、終了後の車の運転中に痙攣を起こした経験があり、今回も心配していました。DENBAマットの使用で以前より症状は軽くなったものの、今回は歩き過ぎが心配でした。

やはり前半が終わった時点で、ふくらはぎに痛みが出始め、痙攣の兆候がありました。すぐにカートの運転を交代してもらい、待機中は座るように努めました。そして、持参していたFFCパイロゲンを1缶飲み、耳のツボを刺激しました。すると痛みは次第に和らぎ、最後まで無事にプレーできたのです。ホッとした瞬間でした。

三つ目の喜びは成績です。今回はグリーンに乗っても「OKなし」のルールでしたが、それでも前回より5打スコアが良くなりました。パットの安定は、日頃のパークゴルフの経験が活かされたのかもしれません。個人的にはとても満足のいく結果でした。

ゴルフは、自分自身との「競争」です。今回は一緒に回ったのは、シンガポールからのご夫婦と東京の方で、いずれもシングルハンデの腕前でした。皆で互いにプレーを褒め合いながら、楽しいラウンドを過ごせました。
2025-07-24