陶氏診療院

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朗報:正座ができた!
栃木県宇都宮市在住の70代の男性。診療院を設立した当初からの患者さんです。

当時、左膝に痛みがあり、正座ができない状態でしたが、初回の施療で正座ができるようになりました。札幌を訪れた際に再度施療を受け、「お血(おけつ)」もほとんど見られず、大変驚かされました。そのときの写真は、診療院での施療説明に今でも使わせていただいています。

それから27年ぶりの再施療。6年前から右膝が原因で正座ができなくなっていたそうです。

7月10日に施療を行ったところ、再び正座が可能に。そして7月16日に再来院された際、施療ベッドの上で自然に正座している姿を見て驚き、「どうしたの?」と尋ねると、「正座ができるようになったんです」と笑顔で答えてくれました。

その後、一緒に昼食をとりながら、27年間の思い出話に花が咲きました。

彼は、1972年札幌冬季オリンピックで橇(そり)競技に出場し、見事4位に入賞した元スポーツマン。当時の盛況ぶりや天皇陛下との面会、地元での名声など、成功者ならではのエピソードを語ってくださいました。実に誇らしく、楽しい時間でした。

診療院を開院した年には、私の息子も誕生しました。彼が札幌に来るたびに東急ホテルに宿泊され、その帰りには息子を抱っこして記念写真を撮ったこともあります。その懐かしい思い出もあって、今回の昼食には息子も同席し、三人で語らいながら当時の栄光を分かち合いました。

このような素晴らしい方の身体の不自由を少しでも和らげるお手伝いができたことを、私自身とても光栄に感じています。
2025-07-17