陶氏診療院

アクセスカウンター


過去ブログはこちらから
4
「2025年アジア大学ランキング」
英教育専門誌『タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)』が発表した「2025年アジア大学ランキング」では、上位10校の顔ぶれは2024年と変わりませんでした。ただし、上海交通大学は前年の7位から10位に順位を落とし、その影響で他の大学が順位を上げました。首位から6位までの順番は変動がありませんでした。

 トップ10のうち、中国本土の大学が5校ランクインし、さらに香港の2校を加えると、中国系の大学が7校を占める結果となりました。中国が教育への投資を強化してきた成果が、明確に現れています。これらの教育投資の成果が、現在の中国の国力の基盤にもなっています。

 ランキング上位は、1位が中国本土の清華大学、2位が北京大学、3位と4位にシンガポールの国立大学(NUS)と南洋理工大学(NTU)が続きました。5位は東京大学、6位は香港大学、7位と8位には中国本土の復旦大学と浙江大学、9位は香港中文大学、10位は上海交通大学となりました。

 評価は総合得点(最高100点)に加え、「産業界への貢献度」(100点満点)、「研究の質」(100点満点)、「研究環境」(100点満点)などの項目別でも行われました。

 アジア首位は6年連続で清華大学が獲得しました。2位の北京大学とともに、トップの順位に変動はありませんでした。

 これまで、中国の一流大学を卒業した学生たちは、大学院進学先として主にアメリカやヨーロッパを選んでいました。しかし最近では、アメリカの留学政策が厳格化した影響で、シンガポールや香港の大学へ進学する学生が増加する傾向にあります。
2025-05-04