陶氏診療院

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中国僑聯主席・万立駿氏、北海道の華僑華人団体を訪問・慰問
2025年4月、中華全国帰国華僑連合会(中国僑聯)の万立駿主席が代表団を率いて日本を訪問し、東京、福岡を経て、4月28日に北海道を訪れました。万主席は北海道大学を訪問して大学関係者と懇談したほか、札幌市中央区の華僑会館で地元華僑華人団体による歓迎晩餐会に出席しました。

晩餐会には、在札幌中国総領事館の王根華総領事をはじめ、地域の各団体代表が参加。司会は北海道中国会会長であり、一般社団法人北海道中国工商会理事長を務める田義之氏が担当しました。出席者からは、祖国からの訪問に対する感謝と歓迎の言葉が相次ぎました。

札幌華僑総会の陳蕴剛会長は挨拶の中で、今年1月下旬に春節を迎えるにあたり、札幌地域の5つの華僑華人団体が中国駐札幌総領事館の王根華総領事の提案と全面的な支援のもと、初めて共同で「2025年北海道華僑華人春節聯歓会」を開催したことを紹介しました。

万主席は、自身が過去に北海道大学で勤務した経験を語りながら、中国の近年の目覚ましい発展について紹介。華僑華人が中日交流の懸け橋として果たす役割の重要性を改めて強調しました。また、中国僑聯を代表し、平安と順調を願う意味が込められた揚州漆器「平安如意」の記念プレートを、北海道の華僑華人団体に贈呈しました。

札幌華僑総会の劉少英副会長が乾杯の音頭を取り、会場では中国料理店「養源郷」による、北海道の特産食材を活かした日本風中華料理が提供されました。和やかな雰囲気の中、参加者は親交を深めました。

今回の訪問は、中国僑聯による華僑支援の一環として、祖国との絆をより強固にし、中日両国間の民間交流をさらに促進する、意義深い機会となりました。
2025-04-30