陶氏診療院

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中国の有人宇宙船「神舟20号」、打ち上げとドッキングに成功
中国CCTV生放送で、日本時間の24日午後6時17分、甘粛省にある酒泉衛星発射センターから有人宇宙船「神舟20号」の打ち上げに成功しました。宇宙飛行士の陳冬、陳中瑞、王傑の3名が搭乗しており、打ち上げ後、中国が独自に開発した宇宙ステーション「天宮(てんきゅう)」とのドッキングも成功しました。

このミッションでは、「神舟19号」で活動中の宇宙飛行士と交代し、「神舟20号」の3名が「天宮」に約6カ月間滞在する予定です。滞在中は、宇宙空間における人間の健康問題に関するデータ収集を目的とした生命科学の実験を3件実施するほか、宇宙ゴミ防護装置の設置などの船外活動も行う計画です。

中国は今年、「神舟20号」を含む3機の宇宙船の打ち上げを予定しており、今後も毎年、2機の有人宇宙船と1〜2機の貨物宇宙船を打ち上げる方針を示しています。2030年までには中国人初の月面着陸を実現する計画も掲げており、宇宙開発の加速が続いています。

今回のミッションは、中国の有人宇宙計画における5回目の有人飛行ミッションであり、計画開始以来35回目の打ち上げミッションにあたります。また、今回の打ち上げは「長征」シリーズのロケットによる571回目の飛行であり、「神舟」宇宙船としては20回目の飛行となりました。

現在、中国には26人の宇宙飛行士が在籍しており、そのうち41人が飛行任務の経験を有しています。
2025-04-26