陶氏診療院

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日本医療の現状と課題
『日本医療間違いだらけ』という著書のアマゾン紹介文には、「日本のがん治療は周回遅れになってしまった…」との説明がありました。そこには、次のような内容も記されています。

「男女ともに死亡率が高いとされる肺がん。その最大の原因とされる喫煙率は年々下がっています。そのため、肺がんに苦しむ人も減少していると思いきや、実際には肺がんで命を落とす人の数は増え続けているのです…」

さらに、「現在、ある治療法が世界的に注目されています。それは、『がんの最大の要因は食事である』という長年の研究結果に基づいて作られた最先端の食事療法です」とも書かれていました。

これを読んで、これまで西洋医学のがん治療専門医が否定してきた食事療法が、実際には重要な役割を果たすことを改めて認識しました。そして、日本のがん治療が遅れている理由も少し理解できた気がします。日本の医療が「先進医療」と信じられていることから、中国の患者さんが日本の医療を求めて訪れる例が多くありました。しかし、事情を知った私は20年前から医療ツアーへの協力依頼を断り続けています。

陶氏診療院では、独自の食事療法を通じて、多くのがん患者さんをサポートしてきました。健康を取り戻した患者さんを見届けるたびに、日本の遅れた西洋医学の中で、わずかながら社会貢献ができていることを誇りに感じています。

これからも健康的な食事療法を普及させ、自分自身をはじめ家族や通院する患者さんたちを支援しながら、健康な社会の実現に向けて努力を続けていきます。
2024-12-02