陶氏診療院

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冬の養生
カテゴリー 生活の知恵
12月の北海道は雪景色です。大地から見ると、動物や植物も活動が最低レベルになり、翌年の春の到来を待っています。

その環境に生活している人類は、いかがですか?年末や決算前になると、活動は抑えるより活発にしております。そのため、身体も無理しないと出来ないです。

本来自然の法則で行くと、活動が減る時期に、人間現代社会のリズムが反対に、フル活動を迫られ、自然の法則と反対なことをすると、様々なトラブルが発生する原因になります。

社会的に全体の「反自然」の行動に対して、自分はどうするかを考えなければならないです。

例えば若い人、試練や訓練と思って、身体や心を鍛えるチャンスとして、いい事になるかもしれないです。

しかし年寄りや子供、若者と同じにすることは無理でしょう。

先日、いつもお世話になった日本の「お父さん」、88歳の船橋社長から、忘年会に招待されました。美味しい河豚鍋コースをいただきました。楽しい気分で船橋社長も多く食べました。帰宅時、玄関の前の坂道を歩いた時、心臓不整脈を発作して、帰らぬ人になりました。主治医の自分は反省と後悔があり、義理と義務のところが落とすことがあるか、数日考えました。

三年前、船橋社長は心臓病で入院記録があり、一年半前、診療が始まり、体重が20キロ減量が成功しました。心臓の負担も大分減りました。しかし寒い冬の吹雪時、満腹に食べる年寄りは心臓の負担が大きすぎることを、甘く考え、大変な結果になりました。

船橋社長から残された教訓は、冬の養生にも使えることで、一年の中、一番静かになる時期にして欲しいです。早寝遅く起きることは子供や年寄りのほか、体調が思わしくない方にも共通です。また、食べ物にも同じで、一番少食の時期でも有ります。忘年会、新年会、気分だけでいただき、暴飲暴食は健康の大敵でしょう。これからも、船橋社長からの教訓を皆さんに役に立てればいいなあと思います。
2014-12-20