陶氏診療院

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「とことん」医療と「まあまあ」医療
カテゴリー 生活の知恵
12月10日の読売新聞解説(13版)の論点に、国際医療福祉大大学院教授高橋泰氏の【「とことん」型医療限界】の解説がありました。日本の社会、75歳以上が急増の時代に、今まで「とことん」型の医療で、平均寿命に貢献したけど、年間の国の医療費が国の税収を超える事態になり、持続不可能の社会になりました。

74歳以下の人口は毎年100万減り、75歳以上の人は毎年50万増え、今までの治癒を目的とする「とことん」型医療は、治る病気やケガが治れば、元の生活に戻ればいいけど、西洋医学では治らない病気(癌や難病など)と75歳以上の人に必要性が問われます。特に老人医療は完治より地域で生活を続ければ「生活支援型医療」、あるいは「まあまあ」型医療へ転換しなければ、日本の医療施設の負担が耐えないでしょう。

治る病気、例えば肺結核などの感染症はかなり成果が出ました。残された西洋医学では完治できない生活習慣病は別の方法で治療をするか、または代替医療で治療をするかなどの処置をしないと、西洋医学一辺倒では、もう無理が生じています。

個人的にも同じ考えで、西洋医学を利用する以外に、代替医療や予防医学の応用も平均寿命世界一の長寿国、日本での生き方を求められる道かもしれないです。あなたは心の準備が出来ましたか?
2014-12-10