陶氏診療院

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童は無忌②大葉まずい
カテゴリー 生活の知恵
北海道、食べ物が豊富、美味しい、世界の食卓に一席あるでしょう。

大地からの美味しい米から野菜、山菜、果物、自慢のものが数え切れないし、海の幸も、美食家も住みたくなるでしょう。

でも、美味しいと健康は関連あるれけど、イコールではないです。

北海道の海の幸、食べるとき、美しさが増すのように、大根の線切りと大葉(シソ・紫蘇)を供えます。勿論、味付けの醤油にわさびや生姜などもあります。子供は、大葉はまずいと言う、ほとんど食べないです。

大葉、別名シソ・紫蘇と言います。漢方の一種で、後漢末中国の名医華侘が、洛陽の若者が蟹の食べすぎで、食中毒を起こし、死にかけていた若者に、紫の葉を煎じて飲ませたところ、たちまち元気になったことから、その草の名前が「紫の蘇る草」、略語で「紫蘇」(シソ)と言います。

紫蘇、特有の香りと辛味があり、理気薬(気が停滞している状態を改善する薬物、精神を安定させる目的もある)として、漢方薬としてよく使われます。紫蘇は嘔吐止め、胸苦しさの緩和、発散表寒、特に魚蟹食用後の嘔吐や腹痛に効果があります。美味しい北海道の海の幸、つい食べ過ぎることがあります。その予防のため、美味しい海の幸料理の中に、大葉を食材と飾りとして、登場させることになりました。

子供は元気の象徴で、気が流れるし、よほどの理由がなければ、海の幸も食べ過ぎないでしょう。子供から見ると、必要ない大葉はまずいと言っても、童は無忌のことでしょう。理にも叶っています。

紫蘇、大人が好きな色と味、気が詰まった時、本能的に食べたくなります。食欲、食習慣の観察も、健康診断の一つでしょう。
2012-08-06