陶氏診療院

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洞爺健康館の療養メニュー
カテゴリー 生活の知恵
洞爺健康館の療養メニュー内容は「心身統一」とも言えるでしょう。

朝温泉風呂の後、食事道膳を楽しみにいただきました。玄米を中心にして、旬の野菜や漬物、焼き小魚、玄米ご飯、伝統な日本料理で、中身から有田焼の器まで、おいしくいただきました。思わず玄米を少しおかわりしました。

食後、玄米酵素の岩崎会長、道爺健康館安達館長、杉本謙学芸員の案内で、ハイ・ゲンキギャラリー、研修道場(陰陽の間)、治療室などを見学しました。杉本学芸員は三日月研究家であり、千利休が織田信長に献上したとされる「三日月」壺の説明を聞いてびっくりしました。

三日月は中国唐時代の焼き物で、唐玄宗、楊貴妃、李白の三人が楊貴妃のために行った「ぼたんの宴」に為に制作した花入れです。遣唐使が日本国の天皇あてに沢山のお土産の一つとして、日本の歴史を刻んでいる壺です。割れて修復したこそ意味があると説明をいただき、国宝並みの宝を見て、ハイ・ゲンキギャラリーのハイレベルに感動しました。

温泉・玄米・歴史を刻んでいるハイ・ゲンキギャラリー、保養に来る人から見ると、最高な心身統一になります。今度、春・夏・秋のバージョンを体験して、心身ともに完全健康を目指したいです。

洞爺健康館の箸袋に印刷した「食事道のすすめ」を紹介します。

・人間の適応食  歯の形、腸の長さなどから見て、人間本来の適応食は米を中心とした穀物や菜食です。

・身土不二    生まれ育った土地で採れる旬のものをたべることは、健康の基本です。

・一物全体食   食物は丸ごと、全体をいただくことが栄養バランスからみて理想です。
2013-03-05