陶氏診療院

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がんの放置療法
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放置:触ったりいじったりしないで様子を見ること、がんの放置は、がんと診断されて、治療しない対応をする「療法」と、慶応大医学部放射線科講師、近藤誠先生の提案です。近藤先生が、数十年300例以上の固形がん患者に、がんの放置療法を薦め、150人の事例を本にして、「がん放置療法のすすめ―患者150人の証言」 (文春新書) を出版しました。

北海道新聞今年7月4日からの異見異論医療編の初回、「がんは治療しない方がいい」とテーマで、近藤先生の見解を紹介しました。

がん治療、数十年の結果を見ると、期待する治療の結果が出ていないし、治療しない放置した患者と比べ、全てのがん患者さんを西洋医学のがん治療を薦めする理由が見つからないのが現実です。実際に陶氏診療院に来られた患者さんで、10数年前、癌になって、西洋医学の抗がん治療しないで今でも元気になられた人が多数いらっしゃいます。近藤先生提唱した「がんの放置療法」にとても賛成です。

患者さんががんと診断されても、命に別状が無ければ、西洋医学の抗がん対症療法が必要ないと思います。病気の原因が分かれば、原因を改善、正常な健康生活を戻すことが最優先です。それは中国医学の治未病の考え、臨床的にも有効として、数千年の歴史で証明されました。

放置と療法、確かに対立的な言葉です。でも、がんのいろいろな治療と同じに選択肢として、選ぶなら、療法と言う名前を付けた方が、患者さんが理解しやすいです。とてもやさしい、いい名前と思います。良かったら、がんの方が西洋医学の治療をする前、一度読んだ方がいいと思います。がんの西洋医学治療方法しない事も、選択肢の一つだと忘れないでください。
2013-08-11