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「コロナにかからない人が食べているもの」
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2022年6月2日出版の新書 「新型コロナ発症した人 しなかった人」栢 孝文 (著)(幻冬舎)を紹介します。

著者でシグナルトーク代表の栢孝文氏が「男女1500人を対象に、PCR検査でコロナ陽性になった人がよく食べているものをAI(人工知能)が延べ1万5000食品データを分析したところ、例えばブドウ糖を多く取っている人は、取っていない人に比べて6.8倍も発症リスクが高いという結果が出ました。」

新型コロナ感染発症リスクが高い5つの食品

①「甘いもの」

お菓子などをよく食べる人は気を付けたい。「ブドウ糖」「乳糖」「還元水飴」のほか、「ソルビット」「ステビア」「マルチトール」といった人工甘味料

②「悪い油」

脂質自体は3大栄養素の1つで、なくてはならないものではあるが、摂りすぎが問題。AIによると、リスクが高まる油は「植物油」「食用油脂」「コーン油」など。特にマーガリンやショートニングなど人工的につくる「トランス脂肪酸」のリスクを指摘している。

③「乳製品」

チーズやヨーグルトなどの乳製品を多く取っている人は、取っていない人に比べ7倍のリスク増と出ている。

④「小麦製品」

AIによると、パンやうどん、菓子類など小麦製品を多く取っている人は、取っていない人に比べて8.8倍のリスクと出ている。パスタなどのもちもち食感を出すグルテンは胃腸で消化しづらいので、グルテンフリーや米粉などを使った麺やパンで代用するといい。

⑤「添加物」

現在、日本では800種類以上の食品添加物が認められているが、AIは「粉末状大豆たん白」は17.8倍、「じゃがいもでん粉」は17.3倍、「チキンブイヨン」は16.5倍の高リスク食品と分析している。

新型コロナかかりにくい人が食べているもの

「おから、もずく、リンゴ、バナナ、わかめなど食物繊維を豊富に含む食材をよく食べている人は、コロナの陽性になる人が少ないというデータ結果が出ています。食物繊維には水に溶ける水溶性と、溶けない不溶性のものがありますが、特に発症リスクとの相関が強く出ているのは水溶性の食物繊維です。その代表は海藻類や豆類、ゴボウやニンジン、サトイモなどの根菜、果物ですが、食物繊維が腸内細菌を整え、免疫力を高めた結果とも考えられます。

納豆、キムチ、米ぬか、酒粕、甘酒、酢、米こうじなどの〈発酵食品〉がひとつ。ヨーグルトやチーズといった乳製品も発酵食品ですが、腸内に炎症を起こす問題があり、大豆などの食物由来のものが望ましい。」

(AIが分析「コロナにかからない人が食べているもの」発症リスクの高い食品もチェックより)

分かりやすい統計データの結果を参考にして、免疫力向上する健康生活をチェックしたら、いいでしょう。
2022-09-09