陶氏診療院

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陶氏療法中の量子療法技術 その一:刮痧(カッサ)
1998年8月20日、札幌市内に開院した陶氏診療院では、院長・陶恵栄医学博士が創立した「陶氏療法」を基盤に、28年間にわたり多くの患者の健康回復に貢献してきました。毎年、学会においても臨床の成功事例を発表し、その効果と実績を積み重ねています。

「陶氏療法」は「陶氏陰陽バランス健康法」の略称であり、中国医学古典『黄帝内経』の理論に基づいて体系化された独自の健康法です。経絡に沿って漢方精油を応用し、調心・調気・調血・調水という“四調法”によって人間の自然治癒力を最大限に引き出します。その結果、健康が整えば、病気や症状は自然に消えていく――それが陶恵栄博士の提唱する健康づくりの根本理念です。

陶氏療法の中心となるキーワードは、中国医学の基本概念である「気」です。現代科学の言葉で言えば、これは「量子」に相当します。中国医学では「病は気から」と言われるように、健康とは“気”を本来の状態に戻すことにあります。元気こそ、生命の根であり、健康の原点なのです。

その陶氏療法の基本施術が調気の刮痧(カッサ)です。中国伝統医学の中でも最も基本的かつ効果的な手技療法であり、漢方薬が誕生する以前、鍼灸の起源ともいわれています。

刮痧(カッサ)は、水牛の角などで作られたヘラを用い、経絡(気の流れ・情報伝達の通路)を通じて体に“元気な振動(情報)”を与えます。これにより、臓器や患部の“病的な振動”を整え、健康な波動との共鳴を起こし、身体を正常な状態へと導きます。さらに、施療後に健康的な生活リズムや食養生を取り入れることで、健康の回復と維持が持続的に可能となります。

刮痧によって炎症から慢性疾患、さらにはがんに至るまで、あらゆる“病的振動”の乱れを整えることができ、病の根本原因と症状の双方を改善することが可能です。

施術を受けた方々は共通して、「スッキリした」「体が軽い」「温かい」「気持ちがいい」「眠くなる(副交感神経が優位になる)」といった感覚を口にされます。これらは体が本来の調和を取り戻している証であり、刮痧の心地よさに惹かれて通われる方が多い理由でもあります。
2025-10-28