陶氏診療院

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陶氏療法 ― 予防医学の最先端へ
『財界さっぽろ』2025年11月号掲載(P136)

「陶氏療法」は、「陶氏陰陽バランス健康法」の略称であり、中国医学の古典『黄帝内経』に説かれる「治未病」の理論に基づいた健康法です。

経絡ごとに漢方精油を取り入れ、人間が本来持つ自然治癒力を最大限に引き出す、調心・調気・調血・調水の“四調法”によって、心身のバランスを整え、健康をつくることで、病気や症状が自然に消えていくという、陶恵栄医学博士独自の療法です。

「治未病」とは、まだ病気として現れていない段階で未然に防ぐという、中国医学における予防医学の思想です。病気の治療を目的とする現代医学に比べ、未病を治すという考えは、より高い次元に立つ医学の最終目標とも言えるでしょう。

予防医学とは、未来に起こりうる病を想定し、それを未然に防ぐ学問です。過去に起きた病気は治せません。なぜなら、過去の生活習慣・環境・食事・人間関係など、それらはすべて「過去」に属し、変えることはできないからです。

過去の誤りが原因で現れる症状に、西洋医学は病名をつけて診断します。しかし、病とはその「結果」であり、過去が変わらない限り病気も根本的には変わりません。

けれども、過去の誤りを自覚し、同じ間違いを繰り返さないようにすれば、未来に病は生まれません。これこそが中国医学の「治未病」、そして西洋医学でいう「予防医学」の本質なのです。

予防医学は中国医学がもっとも得意とする領域です。食の指導、生活リズムの整え方、感謝と愛の心を育み、太陽と共に生きるなど、そうした日々の積み重ねが、自然と調和した健康な生き方をもたらします。

陶氏療法は、中国医学の伝統を継承しながら、日本で27年間にわたり実践されてきました。その結果、多くの人々が健康を取り戻し、病苦から解放されています。予防医学の実践は、人生をより輝かせるための最良の投資です。

忙しい毎日を送るあなたも、一度「陶氏診療院」に相談してみてはいかがでしょうか。それが、未来の健康と幸福への第一歩となるでしょう。
2025-10-16