陶氏診療院

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「好評につき第二弾 柳生流経営術」
カテゴリー 日本
11月14日、札幌市倫理法人会第1405回経営者モーニングセミナーは、講師に 行動心理学者・ストラテジーコーチ・心理カウンセラー・イラストレーター・エッセイスト、大通りメンタルクリニック相談役北原義昭氏をお迎えして、テーマ「好評につき第二弾 柳生流経営術」にてご講話いただきました。

北原先生が、10月3日、「年商22億達成の秘密は社員精鋭化」と言うテーマで、柳生家訓(小才は、縁に出合って縁に気づかず。中才は、縁に気づいて縁を活かさず。大才は、袖すり合った縁をも活かす。)の話をしました。今回は柳生流経営術で、従業員のモチベーション上がるための講話をしました。まず米軍海兵隊が使った簡易人種識別法を紹介しました。人々の行動体系(消極から積極まで)、思考体系(悲観的から楽観的まで)、それぞれ点数をつけることにより、人間行動を先に読み取ります。さらに人々の自発行動の原点、価値基準三パターン:1.利害損得;2.理論原則;3.感情を説明しました。モチベーションを上げるため、やる気を起こすキーワードは「ドキドキ・ワクワク」です。その導火線を点火するのは好奇心で、積極的、楽しいプラス感情で動かせる人になるような指導をすれば、誰でも心の中のエネルギーを発揮でき、自分の生活と仕事をうまく行えます。

北原先生が柳生家訓の「大才」についての中国殷の国からの知恵を生かし、講師として、話さないで自分の考え方を伝える「術」を短い40分間で、講話時間を使い切りました。15分間柳生石舟斎宗厳の物語ビデオを観賞させ、「10個のヒントが見つかる」と課題を付けながら、ビデオ放映後、セミナー聞きに来た山田さんを前に立たせ、ビデオの内容纏め、感想を述べさせました。山田さんが「戦わなく勝つ柳生剣術をヒントにして、今までの商売方法を変え、同業者と共存共栄の道にやって行く」と感想を延べた途端、見事に全場拍手を受けました。北原先生が不変な歴史事実を盾にし、聴取者の感想を矛に遣い、人々の心を開かせ、やる気を見事に起こさせました。その後の朝食会で、一人ずつ感想を述べる時、時間が足りないほど、皆さんが語りたがる雰囲気を見て、北原先生の講話が最高講師のレベルになったことが、参加者が大喜んでいました。思わず講話後、私が山田さんに「北原先生と事前打ち合わせがあったのですか?」と聞きました。答えが勿論「ない」です。北原先生コーチングの能力の高さに感心しました。プロはさすが違います。

北原先生は産学共同の指導内容を参楽教導(参加する楽しんでもらう教えあえ導く)に換え、見事な「剣禅一如」な講話でした。今日もいい話を聞きました。北原先生、ありがとうございました。

今日の参加社数40、参加人数40でした。
2013-11-14