陶氏診療院

アクセスカウンター


▼陶氏療法バックナンバー
過去ブログはこちらから
便秘と晩御飯(陶氏療法)
カテゴリー 陶氏療法
人は一日三食という常識がいつの間に(最近100年)洗脳され、晩御飯の量も一日に少しから多くなり、一番重くなる食事になりました。晩ご飯を食べないと、排便にならない、便秘の理由と思う人もいます。

最近の患者と自分の実践で、晩御飯と便秘の関係が分かるようになりました。

10代からの慢性便秘の60代の女性患者です。診療院に初回の施療後、すぐ排便になりました。彼女への処方は、晩御飯を断食して、発芽発酵玄米ご飯を主食として食べる。夜はなるべく早く寝ることを指導しました。すると、50年間の慢性便秘は簡単に治りました。施療一か月後、毎日ベットで陶氏診療院指導する腰痛体操した後、朝起きてすぐ、トイレへ行きます。

たまにもらったお菓子を午後食べる、または晩御飯少し食べると、翌日排便がないです。昼ごはん後、何も食べないと、翌日の排便がとてもすっきりして、気持ちがいいと言いました。

私自身も二か月晩御飯を抜いて、朝起きたすぐの排便がとても気持ちがいいです。他の患者も同感で、晩御飯を食べない方が、朝の排便がいいです。なぜだろう?

中国医学の教えは、大腸の働く時間は現地の朝の5時から7時です。前日昼ごはん後、食べないほうが、腸の休憩が十分できます。蓄えた力で朝の働く時間で、一気に動き、排便もいいでしょう。

診療院に来た便秘の患者は、植物繊維をたっぷり含む主食とおかずを生きている食材を利用する指導をし、患者が実践したら、腸内環境を一気に変え、腸が喜んでいるから働きが始まりました。

便秘の原因はさまざまあるけど、ほとんどは生活習慣の乱れと食事の乱れでした。そのため主要な原因を先に解決しないと、便秘も治りやすいです。たまに便秘になっても、安易に下剤に手に出すのは危険です。

9年前、若い時便秘で下剤を常習する女性患者が60代になると、大腸がんになり、週十日の食事と生活習慣を変えたら、術後の腫瘍が検査より大きく縮小しました。玄米を食べ続け、今でも元気で便秘がなくなりました。

腸の元気と腸内環境の元気が便秘解消の大前提でしょう。今でも便秘に悩んでいる方、一度診療院に相談したらいかがですか?腸が元気になりましたら超元気になるでしょう。

*晩ご飯後、二回でも下痢した後でも朝の排便がある記述参考:排便と晩御飯と内臓脂肪(2017.4.26.) http://www.tao-clinic.com/blog00.php?cat=5&id=1795
2017-05-10