陶氏診療院

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病気は治らないは本当?
カテゴリー 講演会
3月27日、静岡県焼津市(56000人人口)で中国予防医学講演会をしました。参加者が90人近く、会場が一杯に入り、講演前後の陶氏療法の体験者が9人ほどいる、大変充実した講演会でした。

札幌から朝出る時、マイナス1度で、寒い春の朝でした。静岡県焼津市最高温度はプラス9度で、現地の方から言うと真冬で、先日も15度があるから、北海道から言った私は寒さを感じませんでした。最初から温度差の感覚がありそうだな(笑う)。

いつもの講演風景で、皆さんが目から鱗のように、休憩なしで二時間半講演を続けました。最後に質問も止まらないほど、皆さんの情熱に感心しました。

一人68歳の女性が四年前乳がんになり、手術がしたくないから、民間療法や伝統療法、西洋医学の免疫療法の指導を受けて、「元気」で生活しておられます。患部を見ても、確かに潰瘍まであり、しかし乳がんとこのように付き合うこともあるから、本当に癌は怖くなくなりました。お婆さんは自分の意志で、手術がしたくない、そのため、いろいろな西洋医学以外の方法で自分の人生を歩んでいます。勉強になりました。

確かに病気の本質は過去の過ちの結果です。過去は変えれないから、過去の結果も変わらないです。ちなみに、過去の影は西洋医学の診断した病名で、その病気は一瞬で過ぎます。治れないし、治るの言葉自体は無意味でしょう。

病気の診断の本当の意味は、過去の生活習慣、生活環境、生活態度、生活の心持などがなにか異常があるかどうかでしょう。そのため、未来に修正に参考するだけです。中国医学もそのように理解して、今から修正を始め、これからの健康を作ります。

西洋医学の発想は、病気を診断して、診断された病気の病状を、西洋医学理解する正常(値)まで戻ります。数字が高くなると、抑えます。数字が低くなるとあげます。できものがあれば、手術や放射線などで消します。その本質は過去の過ちの結果を抹消することに過ぎないです。あまり未来に対して、意味が薄いです。過去の結果を抹消しても、過去の過ちには変わらないです。人により、結果が抹消したら、再犯する可能性が高くなります。ドイツの医学博士が西洋医学廃棄論もその考えから見ると、良く分かります。


もちろん、西洋医学の救急医療や災難救助などの分野はとても人類の生命救助に役に立ちます。やむを得ない事故や災難は西洋医学を利用してもありだけど、予測できる生活習慣病は事前に予防医学で解決するべきではないでしょうか。

これからも全国で講演を続けその予防医学の考えを皆さんに浸透して、人々の健康に役に立ちたいです。主催する仲間に感謝いたします。
2017-03-28