陶氏診療院

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冬至の伝統習慣
カテゴリー 生活の知恵
冬至は、二十四節気の第22番目、北半球では一年で最も昼が短い、夜が最も長い日です。毎年12月22日頃(旧暦は11月内)です。

日本では冬至風呂に柚子を入れ、柚子湯に入る、冬至粥(小豆粥)を食べ、「と」の付く食べ物:とうなす(カボチャ)・唐辛子・ドジョウ・豚汁などを食べ、身体を温めます。

中国では北の地方は餃子、ワンタン、南の地方は湯圓(餡の入った団子をゆでたもの)を食べる習慣があり、昔は特にこの日は家族団欒で過ごすという風習もあります。官庁も仕事を納め、祝いの儀式後、休暇が始まります。

今年の冬至は旧暦の11月1日、経験で言うと、今年の年末は寒いです、もし、冬至が旧暦の15日前後、雪と霜は少なくなり、もし28日の月末になると、年末より旧正月は寒いとの言い伝えがあります。また、今日は札幌が雪が降っています。旧正月(2月19日)は晴れと予測も有ります。

昔の習慣、冬至は休みを初め、身体を温める食を食べ、柚子湯など身体の陽気を養う習慣を見ると、とても理に適います。旧暦の二十四節気の意味を理解して、健康に役に立ちます。残念ながら、旧暦を記載しているカレンダーが少ないことを今の世の中、寂しく心配があります。先祖の素晴らしいことを伝承することは、我々の使命と思って、一生懸命伝統を伝えます。
2014-12-22