陶氏診療院

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ストレスマネジメント
カテゴリー 講演会
9月19日、一般社団法人北海道代替医療協会代替療法師会第10回例会が札幌のホテルで開催されました。

今回の勉強会のテーマは「ストレスマネジメント」、講師は臨床心理士広瀬慎一先生です。

広瀬先生は臨床から教育まで幅広く活躍して、素晴らしい経験の元で、講話しました。ストレスとリラックスを借金と貯金に例えて、ストレスが溜まることはストレス借金と言う、リラックスも溜まるとリラックス貯金と言います。普段毎日少しずつリラックスの貯金を溜めて、ストレス借金への返済余裕が出来れば、新たなストレスが生まれても乗り切ることができると言います。

普段15分以内のリラックス時間を作り、そのような時間を多く持つこと、ためていくことを勧めていました。

講話中、不安や緊張を和らげる方法:リラクゼーションを動作を通じて練習しました。ストレスを生物に与える何らかの刺激のことをストレッサーと言う、人々はそれを受けたことはストレスと言う、さらにストレスにより胃の痛みやイライラする気持ちはストレス反応と言います。ストレスは人により、できごとの受け止め方で、ストレス反応が違います。

広瀬先生は人が相手の心を読む癖があります。実は心は変わるもので、読むことは不可能と言いました。相手の心を読むより、相手の考え方を考えることをすすめました。相談を受けるときや患者に、考え方を変える指導は禁止です。相手の考え方を聞いた上で、別の考え方もあるよという指導はいいです。いろいろな考え方を持つ、ストレスに対応ができます。

身体の緊張は心の緊張に繋がります。それを利用して、身体のリラックスも心のリラックスに誘導できます。緊張とリラックスを練習して、身体がその違いを分かるようになり、動作を通してリラックス方法を教えて頂きました。

今回の例会で、一つ朗報がありました。「代替療法師」の「商標」登録が特許庁の審査を通過しました。これから、北海道代替医療協会の認定試験を受験し、その合格者のみが使用できる称号となります。
2014-09-20