陶氏診療院

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食品の加工と酸化①
カテゴリー 生活の知恵
中国医学では、病は気からと言います。

現代医学では、病気は酸化から始まります。

無形の言葉から、有形の物質まで、それぞれ、病気の根源を探しています。それぞれの指導価値を表します。

目に見えない無形の世界、なかなか理解しにくいです。悟りに着いた人は、極少ないでしょう。仙人、天才などに名が付きます。

目で見えるものなら、誰でも分かりやすいです。

人類の進化、食料が最大の問題です。自然動物は、自然のあるものを頼り、環境と共に生存、進化のため、動物の冬眠や植物の種のような形が、生命の様々な姿を表しました。

人類は食糧を確保出来たから、地球のあらゆるところへ広がります。先祖の食糧確保、保存、加工の方法が、人類の進化に繋がります。

酸化と病気が分かれば、食品の加工をいかに酸化させないか、酸化を遅くするなどの方法で、努力するべきです。

20年前、母の実家は上海の隣で、嘉善県干窑鎮、お婆さん(母のお母さん)を会いに行きました。私はタウナギ(黄鳝・鳝魚)が好きで、母が叔父に話しました。お婆さんのところに着いたら、樽に先日捕ったタウナギを出して、料理をしてくれました。とても美味しいです。その味を、もう一度食べたくて、今年6月、中国の講演出張時、話しました。ほぼ毎食タウナギ料理が出たけど、どうしてもあの美味しいさは味えなかったです。

中国では、タウナギ料理は、食材のタウナギ、勿論生きているものを使います。でも、食用のため、養殖まで手を伸ばして、さらに、店を出すため、いくつもの保存過程を加え、味が変わったのでしょう。養殖は、加工と言えるかどうか、分からないけど、自然との違いは間違いないでしょう。

タウナギは、うなぎような海ー川ー海の生涯がないけど、独特の生態を持っています。一次発育後、雌なのに、二次発育後、雄に変わります。そのため、タウナギも様々な薬用効果も期待でき、中国の伝統療法にも、大きな役割があります。
2012-09-05