陶氏診療院

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心境と言葉
カテゴリー 中国医学
診療院に来る患者、様々の悩みを抱えています。

先週土曜日、肝臓癌の患者が、従弟を連れて相談に来ました。従弟は四年前に膀胱癌と、診断されて、西洋医学一筋で、治療に専念しました。一年半の治療も関わらず、再発とリンパ転移、今は全身に転移して、原因不明転移癌と診断され、抗がん剤で治療中です。

陶氏診療院に来て、癌に対してのもう一つの中国医学の考え方を知り、かなりカルチャーショックを受けました。自分の病気に対して、治療効果がない西洋医学、僅かの可能性(延命)で頑張っています。でも、希望や夢がほとんどないです。

厳しい現状に直面しても相変わらず、今まで無効の治療に対して、反省や否定などが出来ない患者本人、家族、親戚、友人などの焦る気持ちが想像できます。

陶氏療法の説明時でも、口答えも多いです。抗がん剤の一般的な見解を弁解しました。一時間以上の説明と施療後、試すの気持ちで、とりあえず、発芽醗酵玄米食べることにしました。

一週間経て、患者の奥さんから玄米の注文がありました。今まで、抗がん剤で悪くなる一方の体調に、変化がありました。排便の良さにびっくりして、もう少し続けたいです。昨日土曜日、二回目の施療に来ました。今度は、対話の中で、癌治療に対して、様々な話が、とても合うようになり、順調でした。施療中、痛さにも辛抱でき、気持ちが変わることが実感できました。

今まで、出口がない治療を四年間続けたら、暗い気持ち、対立する心境、不信と不満が当たり前ように、心に中に、充満しているでしょう。今度は希望と夢が見えて、その表しは言葉です。

診療院に通う、癌や病気から立ち上がる人を見ると、変化、柔軟性が決め手です。これから、その気持ちを持ち続けて、健康の自分に戻って欲しいです。
2012-09-09