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IMの打ち合わせ ― 予防医学から平和を考える
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ドクター陶の健康コラム・連載・vol.63 病は「気」から
高陽社の月間コーヨーライフ2025年六月号に、「ドクター陶の健康コラム・連載」。内容を紹介します。
病は「気」から
「病は気から」は、中国語の「病由心生」に由来する諺です。
「病気は心のもちようによって良くも悪くもなる」というこの概念は、東洋人なら誰でも自然に理解できるものです。その理由は、「気」という概念が私たちの文化に深く根付いているからです。
例えば、病気、冷気、熱気、霊気、勇気、元気、運気、天気、磁気、電気、陰気、陽気など、「気」に関する言葉は非常に多く存在します。つまり「気」という概念は単なる抽象的なものではなく、私たちの日常生活や健康に密接に関わっています。
一方、西洋医学では「気」という概念を用いないため、ストレスや精神状態という言葉でしか説明ができません。西洋医学では病気を「気」の段階ではなく、結果として現れた症状や疾患として捉えています。つまり、「気」が体に影響を及ぼし、症状が出てから治療が始まるのです。これでは、症状への対処はできても、病気の根本的な原因を解明するのは難しいこともあります。
中国医学は「気」を中心とした哲学に基づき、「気」の存在や働きを理解して治療を行います。体の五臓六腑には、それぞれ特有の「気」があり、その発生・運行・代謝・バランスを調整して健康を維持します。特に感情(五情)の「気」は内臓にも影響があり、喜怒哀楽が健康状態を左右することが知られています。例えば、喜びは心臓に影響を与えます。喜びすぎると心筋梗塞を引き起こすこともあります。逆に、喜びが足りないと「心気」が沈みます。このように、悲しみは肺に、怒りは肝臓に、恐怖は腎臓に、考えすぎは脾臓に影響を与えています。
「気」を一言で表すなら、それは「エネルギー」です。量子力学の視点から見ると、気にはプラスとマイナスの側面があり、中国医学では、これを「陰陽」と表します。世の中の全ての物は「気」によって成り立ち、生命の始まりは「生気」、終わりは「死気」となります。「気」を理解することは、健康を目指す上で非常に興味深いものでしょう。
病は「気」から
「病は気から」は、中国語の「病由心生」に由来する諺です。
「病気は心のもちようによって良くも悪くもなる」というこの概念は、東洋人なら誰でも自然に理解できるものです。その理由は、「気」という概念が私たちの文化に深く根付いているからです。
例えば、病気、冷気、熱気、霊気、勇気、元気、運気、天気、磁気、電気、陰気、陽気など、「気」に関する言葉は非常に多く存在します。つまり「気」という概念は単なる抽象的なものではなく、私たちの日常生活や健康に密接に関わっています。
一方、西洋医学では「気」という概念を用いないため、ストレスや精神状態という言葉でしか説明ができません。西洋医学では病気を「気」の段階ではなく、結果として現れた症状や疾患として捉えています。つまり、「気」が体に影響を及ぼし、症状が出てから治療が始まるのです。これでは、症状への対処はできても、病気の根本的な原因を解明するのは難しいこともあります。
中国医学は「気」を中心とした哲学に基づき、「気」の存在や働きを理解して治療を行います。体の五臓六腑には、それぞれ特有の「気」があり、その発生・運行・代謝・バランスを調整して健康を維持します。特に感情(五情)の「気」は内臓にも影響があり、喜怒哀楽が健康状態を左右することが知られています。例えば、喜びは心臓に影響を与えます。喜びすぎると心筋梗塞を引き起こすこともあります。逆に、喜びが足りないと「心気」が沈みます。このように、悲しみは肺に、怒りは肝臓に、恐怖は腎臓に、考えすぎは脾臓に影響を与えています。
「気」を一言で表すなら、それは「エネルギー」です。量子力学の視点から見ると、気にはプラスとマイナスの側面があり、中国医学では、これを「陰陽」と表します。世の中の全ての物は「気」によって成り立ち、生命の始まりは「生気」、終わりは「死気」となります。「気」を理解することは、健康を目指す上で非常に興味深いものでしょう。
2025-06-07



