陶氏診療院

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風邪と中国医学
カテゴリー 中国医学
旭川教室中国医学無料体験レッスン案内

漢方アロマ療養師育成校旭川教室3月21日の一回目無料体験レッスンは天候の影響で、三分の一の申し込み者が出席できなかったため、開講する前に4月4日13:00-15:00、二回目の体験レッスンを開きます。参加申し込み:電話:0166-26-1045、FAX:0166-22-9250。

中国医学の内容は分かりやすく、聞けば納得します。でも、普段西洋医学主流の社会に育った人々は、健康と病気について、つい西洋医学の考え方に対応します。例えば、風邪を引いたら、症状に対して、まず症状を抑える薬を投薬します。考えてみてください、風邪を引くと、なぜ鼻水、くしゃみ、微熱、熱、だるい、頭痛、時には下痢になります。身体から出た風邪の症状の仕組みが分かれば、対症方法も違ってくると思います。

風邪は、原因により寒、熱(暑)、風、躁、湿、火の六因があります。通常の風邪はと言うと、「寒気」が多いです。暖かい環境で、冷たいビールをグラスに入れると、まもなくグラスの表面に水滴が出ます。それは冷たいビール中の「寒気」が、暖かい環境と接触して、寒気が溜まって「水滴」が発生します。その現象が身体に現すと、風邪の症状です。防寒不十分時、身体が体内に入った「寒気」を吸収処分できない時、寒気が溜まり「水滴」が発生します。それが鼻水です。今年は雪がいっぱい降り寒く、出掛け後、鼻水が出ることは、皆さん体験できたでしょう。でも、部屋に戻り、暫くすると鼻水も止まり、普通に戻ります。「鼻水」は、体内に来た「寒気」を外に追い出す方法として、身体の陰陽バランスを守るための措置で、とても助かります。もし、無理をして、鼻水をとめようとしたなら、出すべきの「寒気」も身体にたまり、風邪が治るのも遅くなります。風邪の初期、出来ることは原因を定め、それ以上寒気を身体に入れないことを優先して、入った「寒気」を体外に追い出せれば、その時、風邪の症状を抑え、風邪も治ると言うことです。寒気の原因での風邪の一番薦める対症法は、暖かい環境の確保と生姜汁を飲むことです。生姜汁の発汗効果を利用して、汗とともに、寒気を出せば、身体がすっきりします。頭痛や鼻水の解消にもなります。

対症療法の西洋医学より、対因療法の中国医学を勉強すると、人生の無駄が少なくなるではないでしょうか。

無料体験レッスン、皆さんの参加をお待ちしております。
2013-04-02