陶氏診療院

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血圧の変動についての症例(高血圧症)
カテゴリー 陶氏療法
札幌在住の70代女性患者さんが、定期診療に訪れました。来院時、頭痛を訴え、苦しそうな表情で頭を押さえる仕草をしていました。血圧を測定したところ、191/95 mmHg、心拍数は60回/分でした。

患者さんに原因を尋ねると、「正月の資料整理で疲れてしまった」とのことでした。さらに、右目には結膜充血が見られました。そこで、患者さんの頭頂部にある「百会」のツボに、マグノリア精油(開)を3滴垂らし、軽く塗布するよう本人に指示しました。3分後、患者さんは「頭がスッと楽になった」と述べ、再度血圧を測定すると166/94 mmHg、心拍数は58回/分となっていました。

その後、通常の施療を実施しました。施療終了後に再び血圧を測定すると、178/90 mmHg、心拍数54回/分でした。

この患者さんの場合、初診時の拡張期血圧95 mmHgは施療後に90 mmHgまで低下し、収縮期血圧も191 mmHgから178 mmHg(途中で一時的に166 mmHgまで低下)と安定してきました。また、頭痛も取れ、全身の状態が楽になったとのことで帰宅されました。
2025-01-18