陶氏診療院

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五臓六腑の休みと大脳の休み
カテゴリー 中国医学
五臓六腑の休みと大脳の休みは違いますか?

休み、睡眠、身体休憩するは同義用語でしょう。

人間身体の各臓器や部位により、休憩、睡眠時間が違います。それぞれ休みの時間の特徴を理解すれば、身体の有効使用もできるようになります。

消化器官が食べるたびに忙しいです。休むのは食べていないときと寝ているときです。消化不良や食欲のない時、食べない方が最善の選択でしょう。

呼吸と心臓は、一生働き続けます。そのため、活動が少ない時(寝ている時)、部分的に修復して、一生で使えるようになります。普段、無理な動きや過激な活動は控えたほうがいいでしょう。身体を激しく動かすスポーツ、趣味や個人の満足になるけど、健康にはならないことを明確に覚えたほうがいいです。

泌尿器官は働きと休みを交代しながら、身体の代謝を支えています。代謝ゴミが多い時、沢山の水分を取れば、排出も順調になります。睡眠時の排尿感が、睡眠の質に邪魔しているから、泌尿器官負担を減るように、午後5時までに水分を十分取ってから、それ以降は寝るまで水分の補給を控えてください。

肝臓、胆嚢など解毒器官は、身体が休憩している時に機能全開します。そのため、夜9時に寝るのが理想です。若い時、仕事で遅くなる時はあっても、疲れや病気になった時、入院しても夜9時寝るのは、そういった環境づくりのためです。入院したくない方なら、自宅で早寝しても、同じ治療効果が期待できる時もあります。

大脳の休みは難しいです。とにかく目が開いた時、脳の働きが激しくなり、脳が疲れたら、まず目のまぶたを閉じて、短い時間でも、脳の疲れが取れる効果が期待できます。近いものを長時間見たら、時には遠い緑や海の風景を見れば、目にも脳にも癒してくれるでしょう。

身体の働くと休み、いいバランスを取れば、健康人生も楽しく送ることもできます。身体を上手に使いましょう。
2013-08-05