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SARSの統合療法でゼロ死亡率の教え (上)
カテゴリー 中国医学
SARS(重症急性呼吸器症候群、Severe Acute Respiratory Syndrome、サーズ)、SARSが知られるようになったのは、10年前にさかのぼって、2003年2月のことである。中国からの旅行者であるアメリカのビジネスマンがシンガポールへ向かう航空機の中で肺炎に似た症状を引き起こした。飛行機はベトナムのハノイに着陸したが、ハノイの病院でこの旅行者は死亡した。病院の基本的な処置にもかかわらず、彼の処置に当たった医師や看護師が同じ症状を示し、何人かが死亡した。この症候群の病原性と医療従事者への感染は世界中の保健当局を恐れさせた。ハノイ在住のカルロ・ウルバニはWHOへ報告をおこない、病気の名前は「SARS」と命名し、カルロ・ウルバニ医師も3月29日でSARSで亡くなった。SARSの高い死亡率(最高香港は17.03%)、医療関係者の感染と犠牲は世界中の保健当局を恐れさせた、2003年3月12日、WHOは世界規模の警報を出した。

最初の患者が2002年7月遡る、中国広州市呼吸病研究所発表報道がある。発症した例は2002年11月16日に広東省で40代の農協職員でした。2003年7月に新型肺炎制圧宣言が出されるまでの間に8,098人が感染し、774人が死亡したSARS、新型肺炎(非典型肺炎、中国肺炎、Atypical Pneumonia)とも呼ばれいます。

人類が未知の病原菌に感染して、世界で大流行した疫病が歴史上に沢山あり、しかし最終的に人類が乗り越えたのも事実だ。しかし、そんな危険な病原菌の危機を乗り越えるに付いて、現代西洋医学と伝統医学の認識により、対応が違う、結果も違うのだ。

ゼロ死亡率、ゼロ院内感染率、ゼロ重症患者転院率、ゼロ後遺症を偉業にたせた中国の医療施設がある。名前は広州中医薬大学第一附属医院だ。当時の統計を触れて見てみましょう。

10年前のSARS、世界30カ国、地区に患者が発症し、百人以上の感染者出た国と地区の死亡率統計で見ると、平均は11%だ。その中、死亡率の高い順で、国と地区は、香港17.03%、シンガポール15.53%、台湾15.30%、カナダ15.20%、中国6.35%、中国のSARSの発症地の広東省は3.80%、広州市は3.60%、広州市の広州中医薬大学第一附属医院は0%だ。

中国での死亡率が低いの理由は、急性空気感染の伝染病に対して、西洋医学の対症療法、隔離手段のほかに、中国医学の力を生かして、統合医療の勝利と言っても過言ではない。特に、中国医学基本にする統合療法では、死亡率ゼロまででき、人類の完全勝利だ。
2013-08-21